百合漫画寸評006 - わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
概要
作:むっしゅ
原著:みかみてれん
原挿絵(キャラ原):竹嶋えく
既刊:2巻(2021年4月時点)
レーベル:ダッシュエックスコミック(集英社)
あらすじ
甘織れな子(あまおり-)は華々しい高校デビューを目指して、隣の席の容姿端麗・成績優秀の王塚真唯(おうづか・まい)と友達になる。目指していた陽キャ生活に一歩ずつ近づいていく中、れな子は自分の性質とのズレに苦しみはじめていた。そのズレが限界に達したある日、れな子は教室を飛び出して屋上へ行ってしまう。そのとき、王塚真唯が現れ、れな子は正直に自分の状況を打ち明ける。それを詫びるかのように、真唯も自分のことをれな子に打ち明けて、ふたりは真の友達になった。
しかし翌日、真唯は屋上でれな子に「ひとりの女性として好きになってしまった」と告白してきて……
作中環境
基本環境:高校生
百合要素:王子様百合、ギャップ百合
辛い要素:C+
一粒で二度美味しい王子様系百合
王塚真唯は文武両道・唯我独尊・世間知らず・高身長。
つまり王子様系百合だ。たすかる。
欲望に忠実で、自分が彼女とエッチするためなら全力出すし無敵すぎる。
二人は親友プレイと恋人プレイを繰り返す。スターターパックと拡張パックが一本で楽しめるなんて実にお得。
原作があるということ
全体的に、小説原作のメディアミックスにありがちな”モノローグの臭さ”が薄めで読みやすい(他の人はどうか分からないが、僕はモノローグと通常会話の記述テンションがかけ離れていると興ざめする)のもポイント。
さいごに
とりあえず百合なら何でもいいと思われがちですが、終末系百合は不整脈がおきるので記事書けないです。
それではまた。