今年のコンテンツ・アクティビティ・オブジイヤー(2022)
はじめに
今年も色々ありましたオブジイヤーね
個人的にも身の回りで色々あったため他人事とは思えない今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?
はい、綺麗な導入終わり!
以降は全部汚いです。
ぷち百合漫画寸評
2周年記事でちらっとお伝えしてたものもあるが、結局あれから1本しか記事になりませんでした。
というわけで、もうこれ以上思わせぶりなことを言っていても仕方ないので、記事にすることを諦めていたものについて理由・原因そして言い訳をざっくり書いていく。
棚卸しと言った奴から首をはねる。
推しが隣で授業に集中できない!(完結済み)
そもそも百合漫画ではない。が、漫画としてはそれなりに面白かった。
アイドルと一般人の隔たりというテーマをいい感じに落とし込んでいた感じ。
あくまで主人公はモブ側であることもポイント。
わたしはサキュバスとキスをした
ネタ・絵ともにそれなりの百合漫画なはずなのだが、どうにも漫画としての読みにくさが目立ちすぎてしまい途中離脱。
ちなみにややハード百合。
今日、小柴葵に会えたら。(完結済み)
「色づく世界の明日から」の頃からフライ先生のファンなのでこれは間髪入れずbuy。
展開的に10巻ぐらいやるのかなと思いきや、その半分ぐらいでストンと終わってしまい「絵がカワイイ」以外の特筆事項が無いまま記事に出来ず。
百合漫画の基本構造はしっかり守られていたので、次回作に期待。
アイドランク(完結済み)
表紙でお察しの通り百合漫画ではない。
魚の見る夢(完結済み)
肉体的な接触から感情のぶつかり合いに発展する典型的な百合。
これ本当にきららでやってたの?ってぐらい抉ってくる。
記事になるかならないかといった辺りで塩漬けにした小生が完全に悪いパターン。
私の推しは悪役令嬢。
うん……うん……それもまた百合だね……
終始そんな感じで抜きん出た要素がなく記事にできず。
「百合かどうかは何で決まるか」をちょっと考えさせられた点では買った甲斐はあったかも。お決まり展開を捻り潰す「読者へのしっぺ返し」があると評価V字路線なのだが、ジャンル的にそれもなさそうなので……
あ、アニメ化おめでとうございます。
同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果
ネタ、テンポともにそれなりなのだが、フルカラーのため値段が高く(期待と感想の乖離があったため)食指が伸びなかった。内容が凄まじければそんなことは気にならないのだが、そちらの面でもそれなりで最新まで追えていない。百合漫画ではなくギャグ漫画として捉えれば面白い部類。
小糸のばらは若干すき。名前的にも
君としらない夏になる
1巻は特筆すべき部分がなく(一応付記するがつまらないという意味ではない。百合漫画は作品がまばゆい輝きを放つまでにじっくりと時間をかけてこそである)記事にできなかったが、2巻から本格的にエンジンがかかってきた。今後に期待の一冊。
どれが恋かがわからない
波乱がない百合なのでおつまみ感覚で読める。
初心者スターターキット百合。
コーナーのシメ
なんかイイワケも混じっていますが、全ては小生の不徳の致すところ(文章力のなさ)にございます。
来年もも(うちょ)っと読んでいきましょう。
買ったコンテンツ:小説部門
・紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人(歌田年)
ガリレオ(紙)とあまりにも主語大きめの感想をぶつけてはいるが、どちらかというと模型とかそっち方面の知識が話の根幹に近め。
・恋に至る病(斜線堂有紀)
弥海砂から見た夜神月ってどうだっただろう的な話。読み終わった後、最初は魅上照っぽいかなぁとも思ったのだが、おそらくあそこまでではない。
・密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック(鴨崎暖炉)★
スタンダードな密室トリック。鍵による密室は古い。
買ったコンテンツ:百合漫画部門
前項で触れたものは除外。
気をつけなよ、お姉さん。
イヤミ女(筆者注:小〇生)も無事に百合に取り込まれ、違法ハーレムエンドへまっしぐら……であってほしい。
ロンリーガールに逆らえない
完結おめでとうございます。とてもよかった。
citrus+
まつり回は神
私を喰べたい、ひとでなし
あやめさんフェラチオザウルスじゃん!って言ったら首から上が無くなりそうなのでやめます。
ささやくように恋を唄う
風呂といえばそう、蟹だね。
今日はカノジョがいないから
私の百合はお仕事です!
ぼっち・ざ・ろっく!
個別記事あり・コメント省略
・雨でも晴れでも(完)
・ヒーローさんと元女幹部さん(完)
・割り切った関係ですから。(完)
・雨夜の月
・ケイヤクシマイ
・欠けた月とドーナッツ(完)
・少女たちの痕にくちづけを
記事ストック用・新規タイトル
・*の****の***
2周年記事でストック用リストにあったが棚卸ししなかった1本。
新年一発目はこれになるかも。季節も丁度良いし
・**で********る
残念ながらタイトルは減点対象だが、構成は面白い。
・****は*****
3巻で山場を迎えたやつ。コテコテのテーマだとは思うけど、このまま進んでいくんだろうか。
年総評
大賞:今日はカノジョがいないから
次点:ぼっち・ざ・ろっく!、少女たちの痕にくちづけを
「今日カノ」に全てを持っていかれた年でした。あれ厳密には去年発売だったはずなのに、ムリヤリ今年の記事にしちゃうという暴挙に出てしまった。出させてしまった(理由の一部はまた別にあるが)。そして2巻が出ても勢い落とさず追随を許さずだったのは本当にすごい。
勿論他にも扱いにくい領域に踏み込んだ「雨夜の月」やアニメ化で今後驀進間違いなしの超絶胃痛こと「わたゆり」など手堅い作品は手堅いまま健闘しており、他作品の輝きが失われず保たれていることもまた名状しがたい。
また新規作品として「ケイヤクシマイ」「少女たちの痕に~」など、安定した百合・裏側に恐怖のある百合など色々な作品が萌芽しつつある。
私の記事がそれらの花の匂い・色・雰囲気を世に広める一助となるのであれば、これ以上の喜びはないだろう。
二〇二二年十二月某日 小西クロス
もうちょっとだけ続くんじゃ
買ったコンテンツ:漫画部門
コメントあり
・タコピーの原罪 ☆
・ポラリスは消えない ☆
これらに限らず、作者のペンから迸る何かを感じ取れる作品からしか得られない栄養があると思うんですよね
・男子高校生を養いたいお姉さんの話(完)
まぁまぁな完結タイミングだったと思う。
・ふらいんぐうぃっち
最近全部買った。
・SHY
アニメ化おめでとう。ほんとうにおめでとう。
・黒猫と魔女の教室
まだエンジンかかりたて。
・十角館の殺人(完) ★
単なるコミカライズだとバカにするなかれ。原作を読んだことのある人にこそお勧めしたいコミカライズであると断言できる。
・夫婦以上、恋人未満。
コテコテだが、関係進展がじれったい百合漫画ばかり摂取しているとこういう恋愛漫画もたまにはいいなと思ってしまう今日この頃。
以下、コメント省略。
・恥じらう君が見たいんだ
・ぷにるはかわいいスライム
・少年のアビス
・生徒会にも穴はある!
・その着せ替え人形は恋をする
・2.5次元の誘惑
・SPY×FAMILY
・チェンソーマン
・ダンダダン
・魔法少女にあこがれて
・カッコウの許嫁
・ルリドラゴン
・推しの子
・すべての人類を破壊する。それらは再生できない。
・オタクに優しいギャルはいない!?
・カノジョも彼女
・呪術廻戦
・塩の1.5部のやつ
・なんか格ゲー擦る女の漫画2冊
その他
上梓
厳密には上梓じゃないが。
・Vtuber殺人事件
多少炎上するぐらいがもの書きとしては丁度良いんではないかみたいな考えもあったので、このネタで舵取りするのを決めた経緯がある。
ネタ的には並以下、キャラは探偵・サイドキックどちらも好き。話のスッキリさ加減でいえばどいつもこいつも居なくなる呪いのビデオみたいな話になったので渾身の出来と言えよう。後書きで元ネタや経緯は全部書いたのでこれ以上は特に何もないです。天田双葉は月ノ美兎が元ネタ、と明言しておけば後でいい感じに燃えそうだから言っとこ
・オーダーメイド・レディバグ
この際だから言うが「今日はカノジョがいないから」を読んだ衝動で書いたやつ。そのせいで今日は~の寸評掲載が(パクリだ何だのという誹りを恐れて)遅れたという犯罪者の言い訳みたいなことをしなければならなくなったのであるから本末転倒以外の何物でもない。
見る人によって見た目が変わる存在、ってのは昔やったネタの焼き直しなので個人的な新しさは無かった。どうもこの「神(≠読者)にしか保証できないもの」で人間が周章狼狽するようなネタを使いたがるのは小生のクセに近いらしい。
ハリーポッターに出てくるアーサー・ウィーズリー(ロン・ウィーズリーの父。マグル的視点に立つとやや変人)の「自分の脳みそを見たことがあるのかい!?(静山社訳版、仔細うろ覚え)」などから始まる、「いま君と私の見ている景色が全く同じであるかは誰にもわからない」感じのシチュエーションは、畢竟するに小説という「読者の経験に由来して成り立つコンテンツ」に触れたことにより生えてしまった瘤のようなものなのかもしれない。
さいごに
今年のCAOTY(Contents Activity Of The Year)の構成について
漫画だけでかなり紙幅を割いたので、ゲーム部門は廃止した。
FF14は今まで通り。まともにクリアしたのはライブアライブとポケモンSVぐらい。
あとは音楽部門とかもやってみたかったが止めた。こんなジジイの偏ったプレイリストを晒して何が楽しいんだと我に返っていなければ、今頃地獄を晒していたかもしれない。
今後の抱負
過去記事を読み返して思ったのが、ネタバレを避けようとしたが故に全体的に薄っぺらいふわっとしてるなということ。ので、今後はもうちょっと作品の魅力を的確に伝えるための模索に振っていきたい所存でございます。
ひと記事書いてみたら、旧記事も改稿みたいなテンポでいけたらいいですね(過去記事を亡き者にするか別記事にするかは2023年の僕が考えてくれるはず)。
2023年も僕のことはどうでもいいので、世界に数多蔓延る百合漫画をよろしくお願いします。
2022年12月某日 小西クロス / 汐見圭 / クロス◆Xxxxxxx7yY