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カンボジア プノンペン 久々の到着は水祭り最中だったー Day1

二人の子供の子育て真っ只中の44歳成り立て、フラフラおじさんの久々の一人旅。

ビジネストリップも兼ねているため、せっかくなのでできる限り日記に残します。

11/27 午前11:45成田発 タイ航空にて、バンコク・スワンナプームの乗り換えを経て、カンボジア、首都プノンペンへ。

飛行機自体は、春先に家族旅行で、沖縄に行ったからそれぶり。
国際線は、10か月ぶり。

10年前はカンボジアに住んでいたし、コロナ前までは、年に約3、4~5回ペースで行っていたから、今はだいぶ日本に留まるドメスティックな人間になっている。

久々の京成スカイライナーに乗り、缶コーヒー片手にこれから始まるプチ・出張一人旅に思いを馳せる。

コロナが本格的に開けて初めての朝の成田空港。それはそれは人だらけでした。すごい!

自動チェックインを機械でするのだが、受託荷物を預けるには、列に並んでくれと言われ、長蛇の列に並ぶ。

結局、出国手続きを終えて、制限区域に入るまで、約2時間。簡単なお土産(お菓子やタバコ)を買って、間髪入れずに搭乗手続きとなる。

(ポジティブに考えれば、タイムロスなしに飛行機に搭乗できるわけだから良しとしよう。)

もちろん、機内もほぼほぼ満員御礼。エコノミーの僕はギュウギュウだ。3人掛け席で、僕の隣の席は結構太めのタイ人女性二人。前の座席は、雰囲気的に日本人的な感じがしたが、タイ航空と言うこともあり、半分以上はタイ人だった。日本人CAさんはいなく、既に異国情緒スタートだ。

今回の機内のお供は、知人からもらった幻冬舎の敏腕編集者の箕輪厚介氏の「かすり傷も痛かった」だ。2か月前ぐらいに発売された比較的新しい本だ。

コロナ前に彼が今よりもよりメディアに出ていた時代、「死ぬこと以外はかすり傷」なる本を出していて、その頃は僕自身も、会社経営をしており、その本を読んでおり、勢いがある人は凄いな~と思っていた。今回はその本の続きと言うことで楽しみにしていた。著者とは知り合いでも何でもないが、お互い著者も読者も年を取り、内容が更に染みる感じになったなーと「うんうん」しながら読んでいた。

機内の通路にCAさんが食事のカートを運び慌ただしくなってきた。「そろそろご飯かな?」と少しワクワクする。

「ガコンっ!」いきなり僕の前のシートが倒され、本を読んでいる僕のスペースは究極に狭くなる。ただでさえ、この飛行機はほぼほぼ満席だ。狭いに拍車がかかる。

(おい!これからご飯だぞ。誰も倒していないじゃん。後ろ良いですか?等はないんだな。。。)

僕のところにも食事が配られてきたタイミングで、肩を叩いて、戻してくれと催促した。

彼は後ろを振り返った。僕と目が合った。タイ人っぽい。ガッツリガン見された。睨み返してやった。

ところが、僕が食事中、彼は自分が食べ終わったのか何なのか、しばらくすると、またシートを倒してきた。倒されるとかなり狭い。ってか、飲み物をひっくり返しそうになった。
再び肩を叩いて、戻してくれと催促した。

これがあれか?迷惑をかけないように生きる方が良いのか、人は迷惑を掛けるものだから、人に迷惑をかけられても許してやろうってヤツか。とインド式慣習などが頭を過った。。

俺はまだまだ小さい。飛行機はJALとANA以外は乗った時から、外国が始まっている。気持ちを切り替えねば。

途中、乗り換えのタイはスワンナプーム空港では、乗り換え時間が少ないので、お急ぎください。と急かされてトランジット手続きをし、次の乗り換え搭乗ゲートまで急いだのだが、タイミングが良いのか悪いのか、ゲートには下記の表示が。。。

(なんだよ。汗だくで走って損をした。。。)

適当に無料のwi-fiを見つけ、約2時間ばかり時間を潰していると、徐々にゲートにも人が集まり始めた。

タイの首都バンコクからカンボジアの首都、目的地プノンペンは1時間ぐらい。外国だけどメチャクチャ近い。
無事、カンボジアへ入国。

空港で、SIMカードを買い、ホテルまで移動だな~と思っていると、すぐさま、トゥクトゥク勧誘のおじさんが「トゥクトゥク?」と聞いていた。

「いくら?」と聞くと「12ドルだ。」と言う。
おう。。。なかなかの強気の価格。

直近の相場が分からないが、空港で僕は外国人と言うこともあり、ぼった食っているのは間違いないので、負けてくれ!と言った。

2段階の「負けてくれ。負けてくれ。」と言うと、10ドルまで負けてくれた。交渉成立だ。

(※ちなみに後に調べると、空港外から市内まで一般的なトゥクトゥクをGRABやPASS UP等の配車アプリを使えば、5-6ドルぐらいです(汗))

ようやく空港から市内へ走り始めたトゥクトゥクだが、1-2キロも走っていない内に、大渋滞に巻き込まれた。ちょっと尋常じゃない混み方だ。

聞けば、この日はカンボジア伝統の水祭りの真っ只中で、2日目とのこと。

田舎からたくさんのカンボジア人が首都プノンペンに集まり、ボートレースを見たり、花火をみたりしている状態とのこと。

何とか大渋滞を通り抜けて、ようやくホテルに到着。

ホテルはプノンペンの中心地オブ中心地と言うこともあり、モロ祭りの混雑渋滞の影響する場所だった。広域にわたって、交通規制をしており、道の各コーナーには、警察や自動小銃を持った軍隊の人がわんさかいた。

取り合えず、チェックインをし荷物を置き、夕飯でも食べるかな?と外には出たが、あまりの規制と人込みで「こりゃ動けないな」と、ホテル近くのバーに入ることにした。

昔から続くこのバー。以前は、ビール1杯1.5ドルぐらいだったな~。10年前僕が住んでいた時は、1ドル80円ぐらいの時もあったので、1.5ドルで120円ぐらいだった。

現在は3.25ドル。物価高と円安も相まって円で487円($1=150円計算)かー。
カンボジア高えー!とビックリとした初日でした。

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