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西郷山下交差点

こんにちは、、交差点東京です。

今回登場する交差点は西郷山下(さいごうやま・した)交差点。
住所は目黒区青葉台1丁目。
目黒川のすぐ脇で、坂を登ると旧山手通りの方に向かう(正確には立体交差を潜る)。
一応、道路名は西郷山通りと野沢通りが交わる交差点になる。

西郷山通り

野沢通りは世田谷区の環七の龍雲寺交差点から三宿病院、蛇崩(じゃくずれ)を経て山手通りに接続する。
便宜上その経路を全て野沢通りと呼ぶのが通例だが、
正式には目黒区内は野沢通り、世田谷区内は龍雲寺通り(2016年に命名された)という。
(※世田谷区野沢の部分が野沢通りではなく龍雲寺通りというのが滑稽である)


野沢通り
龍雲寺通り


この野沢通り、駒沢通りや246を使いたくない人にとって、
渋谷方向やその先に進みたいときに特に朝は重宝する。
南平台や渋谷のSAKURAステージあたりに出れば、246の上馬交差点や世田谷警察署前交差点などの渋滞を回避できる意味では価値はある。

とは言っても、野沢通りは片側1社線の対面交通の道路で、しかも路線バスが結構走るので、
ものすごく空いているかというとそうでもない。
特に山手通りに出る青葉台1丁目交差点は右折車がいると青になってもほとんど進まない。

以前に青葉台1丁目交差点について記したので、よかったらどうぞ。

それからこの一帯の江戸末期の地図を見てみたら、中目黒について発見があった。

現在の地図 菅刈(すげかり)公園の右の緑の部分が西郷山公園
同位置、同縮尺の江戸末期

目黒川、ぐにゃぐにゃしている。

菅刈公園や西郷山公園は中川修理大夫久昭の武家屋敷。
そして赤丸をご覧いただきたい。
江戸末期、中目黒はあの赤丸に囲まれた部分だけ??。
まるで干潟だ。
他は全部、上目黒村。

実は中目黒村はもっと南東にある。
今でいう田道(でんどう)のあたり。

茶屋坂と権之助坂の間のエリアが中目黒村

西郷山下交差点の周辺はこんな感じだ。
この辺りは上目黒も青葉台も経営者、芸能人の家がいっぱい。
散歩していれば、買い物していれば、普通にすれ違う、そんなエリアだ。

彼らもただの人、プライベートはそっとしておこう。

それでは。

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