東急バス目黒車庫交差点と「せんぞく」
東急バス目黒車庫交差点は目黒通りの目黒郵便局のそばにあり、円融時通りの起点でもある。
目黒郵便局交差点については過去の記事でも触れさせていただいた。
それから先日の記事で、最寄駅である東急東横線の学芸大学駅が世界の魅力ある街のベスト15位にランキングというニュースを紹介したが、まさにこの東急バス目黒車庫付近も学芸大学駅エリア内でもある。
こちら、円融寺通りという名前の通り、円融寺という古い寺があり、それは目黒区碑文谷(ひもんや)にある歴史ある寺。
そして円融寺通りの住宅街をひた進むと東急目黒線の洗足駅につながる。さらに道なりにメインの道を進めば、環七の北千束五差路交差点に出る。
さて、お気付きだろうが、ここは洗足という駅名だが、
東京には「せんぞく」と読む場所が他にも存在する。
ここ目黒区洗足、それから大岡山駅付近の大田区北千束、大田区南千束、そして浅草から少し北に行った台東区千束だ。
なので、東京の「せんぞく」と言ってもどこもそれなりにメジャーな街なので、誤解のないように確認をした方がいい。
地名は由来を調べると面白い発見があるのはよくあることだが、その命名に至る過程が結構いい加減で適当なところは人間、今も昔も変わっていないと実感する。
いやむしろ、かっこいい(もっとも、かっこいいという価値観自体千差万別でふわふわしたものではある)名前をつけようとすればするほど、
なにか世間とズレることはよくあることなので、
ある意味一周回ってシンプルな方がスッキリするのだろう。
だから音(つまり、読み)が被ってもあまり心配することもないし、あるがままに、なすがままにそういうもんだと思えれば人生楽になるだろうなと。
全然地名から話が逸れてしまったが、何事もいい意味で「どうでもいいこと」がたくさんあり、まああるがままに受けようと思う最近なのであった。
なので、「せんぞく」と言われて、どこの「せんぞく」なのかなとちょっと傍観傍聴して、話の流れで「読んでいく」のもコミュニケーションのコツのひとつかもしれない。
それでは、また😊