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門前仲町交差点と伊能忠敬の凄さ

こんにちは、交差点東京です。

今回紹介する交差点は門前仲町(もんぜんなかちょう)交差点。
永代通りと清澄通りとが交わる十字路で、東京都江東区にある。

大江戸線と東西線の駅である門前仲町駅が当然、最寄り。

越中島方面から来る場合(清澄通りを北上)、
大横川を渡る橋が少しあがりながらの勾配もあり、
その先に門前仲町交差点が出てくるので、速度を出すと交差点進入スピード危険。
(下の写真の赤い矢印)


さて、門前仲町の通称「モンナカ」。

門前仲町駅から徒歩10分の富岡八幡宮(深川八幡)がなんといっても
ここのランドマークだろう。

2017年におどろおどろしい事件があったのもまだ記憶に新しい。

ところで、ところで、それとは打って変わって、
ここ富岡八幡宮は日本で初めて精度の極めて高い地図を作った伊能忠敬の像がある。

蝦夷の測量に出発する前に富岡八幡宮に寄っている

伊能忠敬という人物、調べてみるととんでもない豪傑であることが分かる。

まず豪商。
①:現在価値で30億以上の資産を商売で築く。
(数学に強かった)

②:50歳時に19歳年下(つまり31歳)の師匠に弟子入りする。
(天文学、暦学を深く学ぶ)
今でいうリスキリング。

③:56歳から死去する73歳までの17年間をかけて日本を測量する。

1700年代、56歳といえば、もう人生を極めた長老だろう。
その人物が学び直し、スキル磨きを続け、
しかも子供のような年齢の師匠に教えを請い、マスターするその謙虚さ。
そして56歳から死ぬまでのずっとを一つの作業に没頭するその胆力よ。。。

それと当時の交通手段で、17年で測量しながら日本一周は結構ハイペースな気がして、
これはこれで驚くばかり。



自分はまだ40代後半。

伊能忠敬から見れば、私など、ボンクラのちょこざいのペーペーの丁稚奉公だろう。


過去の偉人からやはり学べることがある。
それを実行するかしないかで、人生の花の開き方が大きく変わってくるだろう。

お粗末さまでした。
それでは。

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