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北参道交差点と少し不動産の話

北参道交差点は明治通りと明治神宮〜千駄ヶ谷駅を結ぶ道路が交わる交差点。
ここで一際目立つのはこのマンション【パークコート神宮北参道ザタワー】だ。

名前が長くて住所を書くときの建物名も記さなくてはいけない場合、
ちょっと大変そうだが、その大変さなど消し飛ぶほど素敵なマンションだ。
まず立地が明治神宮という神聖な場所に散歩に行けて、渋谷、新宿、原宿、表参道などは自転車ですぐ行ける。車など不要なのだ。

都心の大型不動産は三井不動産、三菱地所、森ビルでだいぶ市場を占有してそう。
オープンハウス、東急リバブル、住友不動産などもそれぞれの強みがある。

個人的には千代田区番町や港区南麻布にちらほらある【ホーマット系】や【広尾ガーデン】も嫌いではない。
ホーマット系は大使館職員の家族親類が住んでいる場合が多いが、もちろん何の関係もない一般人(ただしお金持ち)も住める。
なので、私が好きだから住みたいと思っても、とてもではないが、
所得が届かないのでハタから見るだけではある。
こう俯瞰すると自分の好みは低層マンションが合っている気がする。
(もちろん住めないけど)

溜息が出そうなほど印象が残っている瀟洒なマンションでは
【ブリスベージュ神宮前】と【グロブナープレイス神園町】も挙げておきたい。

さていつもの北参道交差点の交通情報を見ていこう。

一般道を黒で示す

ここはただの十字路ではなく交差点の右下角にあるマンション「パークコート」や首都高の下のにある細い路地も絡めて考えていきたい。
①まずは明治通り北上(渋谷から新宿)の場合、右折(千駄ヶ谷方向)はできない。
②千駄ヶ谷駅から北参道交差点に来た場合、8時から20時までは右折(新宿方向)できない。
③代々木から北参道交差点に来た場合は全方向に行けるが、
左折(新宿方向)の場合、事前に分かれている左折専用レーンにいないといけない。
④明治通りを南下し、左折(千駄ヶ谷方向)に進む場合、
交差点手前の三角コーナーを左折して、小さな信号を待たなければならない。
⑤画面右下の鳩森神社からくる場合、北参道交差点手前で合流したあと、②と同じように右(新宿方面)はいけない。
⑥北参道交差点の一つ西(写真でいうJRの線路の下)の分岐は北に行くと代々木駅。
西に行くと参宮橋駅。
この参宮橋駅方向に行く場合、曲がりながらの横断歩道があるのだが、
ここは白バイスポットだ。歩行者妨害に気をつけたい。

そして恒例の現代と江戸の地図比較で今回の記事はおしまい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

ただの村なのだが・・・明治神宮ができる前のその場所は・・・

明治神宮が太古からあったかというとそんなことはなくて、
江戸時代末期の地図を見ると
井伊直弼の家があった。桁違いに広い。
日米通商修好条約に調印し、安政の大獄で庶民を弾圧し、
そして逆襲としてその結果桜田門外ノ変で殺害された教科書で出てくるあの有名人の井伊直弼だ。

石高でいえば、前田、松平、伊達、細川、毛利といったところは莫大な財産を持っていた。地図上での井伊直弼は35万石と書いてあるがこれは現代価値に換算すると1035億円。
加賀100万石の前田氏は3000億円以上になる。
やれやれ。
やはり不動産を持っているとスタート地点で有利なのは今も昔も変わっていない。

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