増上寺前交差点と少し学校の話
増上寺前(ぞうじょうじまえ)は交差点は日比谷通りと浜松町駅から竹芝に抜ける道とが交わる交差点。
芝公園もあり、東京タワーも見え、港区役所もあり、風水的にも良さげな場所。
ある意味、The TOKYOのシンボル的なエリア。
近くに慶應義塾大学薬学部があるが、ここは昔は共立薬科大学。
共立薬科大学が慶應義塾と2008年に合併した。
大学の合併で最近のいちばんの大きいニュースは
東京医科歯科大学と東工大の合併による東京科学大学の誕生だろう。
まだ当然耳に馴染みがないので、東京科学大学の重さが伝わってこない。
まるでドラマで出てくるような架空の大学名みたい。
医療系と工学系の新たなサイエンスの先端大学の誕生は今後の日本には重要だ。
人口減少や学校の体力維持増強のためなど、理由はさまざまではあるが、
大学だけでなく小中高、どのフェーズにおいても日本では統廃合が進んでいく。
合併して名前が変わったり、片一方の方に完全吸収されたりして、
多くの人にとって母校が少なくなっていくのは一抹の寂しさがある。
さていつものように交通事情を見ていこう。
日比谷通りの上下方向は何の変哲もないT字路なので説明は不要。
この交差点は一部歩車分離式信号。
車からの視点だと違和感がないのだが、
歩行者の視点で、青になるのかなと思って、
見切り発車すると赤のままなので驚くし危ない。
どの交差点でもそうだが、信号の見切り発車はすべての交通参加者にとって危険な行為。
歩行者も、自転車も、車も全て見切り発車はダメ。
信号無視する人も大勢いる。
「青信号だからGO」ではないのは教習所で習ったであろう。
下の写真では抜け道を紹介する。
大門から増上寺前交差点に来た場合の抜け道が赤の矢印
御成門から増上寺の左折をするのを避けるショートカットが黄色い矢印
最後に恒例の現代と江戸の地図比較で記事はおしまい。
ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました。