三宿交差点と世田谷区◯沢
三宿(みしゅく)交差点は246と三宿通りとが交わる交差点で
上り方向に行けば、渋谷。
下り方向に行けば、三軒茶屋。
ここは補助26号線(大井町〜淡島通りの下代田東の路線)の延長線上。
補助26号線についてはこの記事でも触れているのでよかったらどうぞ。
三宿交差点の最寄の駅は微妙で三軒茶屋駅と池尻大橋駅の中間地点。
電車でのアクセスはそんなに良くはない。
だからこそ、隠れ家的なお店があるとかないとか。
近隣の著名な施設は世田谷公園や自衛隊中央病院。
交通の視点でこの交差点を見てみよう。
246上下方向では直進も右左折も特に癖はない。
補助26号線も淡島通りからの方向では普通の十字路だが、
五本木から見た場合の三宿交差点は3車線ある内一番左は直進と左折、
残りの2本が右折専用になるので注意。
今日の記事の主題はこれでおしまい。
いつものおまけコーナーである現代と江戸時代の
同縮尺地図比較で閉めようと思う。
現在の246は神奈川県伊勢原市の大山(おおやま)にある大山阿夫利神社までの参詣道ということに由来している大山道という名称。
下馬引沢(しもうまひきさわ)村や上馬引沢(かみうまひきさわ)村というのが三宿、三軒茶屋一帯の昔の地名だが、1932年の世田谷区が誕生した際に、引沢という名前は消えたそうだ。
それでも現代、世田谷には◯沢が多い。
駒沢、深沢、代沢、廻沢(めぐりさわ)、野沢、奥沢、北沢(下北沢、東北沢)。
これで全部になり、沢とついているように
水が豊かなエリアである証拠でもある。