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四谷見附交差点

四谷見附交差点は新宿通りと外堀通りが交わる交差点で、
東に行けば半蔵門、西に行けば新宿、
北に行けば、防衛省や目白方向、南に行けば港区赤坂だ。
近隣には最近できた商業施設コモレ赤坂迎賓館上智大学四谷中学校ホテルニューオータニ東京など。
伝統や格式や歴史がありそうな建物が揃っている。

この地名の見附(みつけ)。
他にも市谷見附など江戸には過去のも含めると36ヶ所もあったようだが、
そもそも見附とは何なのか?

見付とは、もともと見張りの番兵を置いた軍事施設で、江戸城では外堀に沿って多数の見付が配置されていました。 赤坂見附、四谷見附といった地名はその名残です。 宿場の入り口にも見付がありました。 江戸側にあるものを江戸見付、京側にあるものを上方見付と呼びます。

国土交通省 関東地方整備局より

今の皇居があるばしょにかつてあった江戸城を守る見張り台の名残のようだ。

さていつもの通り、交通の際の大事な点を見ていこう。

赤:赤坂から四谷、青:半蔵門から新宿、黄:四谷から赤坂、緑:新宿から半蔵門

結論から言うと赤矢印以外は特にややこしいことはない。
では赤矢印からの交差点の進入で何がややこしいかというと、
左折のレーンが2本あると言うことだ。

5車線あるうち、左から順に
左折専用、左折と直進、直進専用、右折専用2本。
特に多くの人がつまずくのがまっすぐにいきたくて左から2番目の車線に入った場合だ。
2番目の車線は左折車は信号が青になっても歩行者が渡っている間、進行できない。
同じ車線にいる後続の直進車は前が進まないので直進できないのだ。
ただよく見ると交差点直前はオレンジから白線に戻っているので、
右後方の車両(真ん中の車線を走っている車両)に気をつければ、
左折車を避けて直進することができなくはない。

こう言う交差点は他にも結構ある。
青梅街道の中野坂上交差点も直進したい車が一番左の車線に入ると前の左折車がいなくならない限り直進できない(しかもオレンジ車線)。
他にも山手通り外回り(北行き)の富ヶ谷交差点も一番左の車線は
左折と直進になっていて、しかもオレンジ線なので
左折車がつまっていると後続の直進車はまっすぐには進めない。

四谷という名前を聞いて四谷怪談をまた読みたくなってきた。
番長皿屋敷のお菊さんの話は何度も読んで展開がわかっているけど面白い。
最後は和尚さんに足りない10枚目も数えてもらって、
あら「10枚あるわ」と思って成仏するハッピーエンド?が
クスッと笑えるパンチラインだ。

怪談話の最高傑作「四谷怪談」。
老若男女読める怖い話ってそうそう無い。
さすが数100年のベストセラー。

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