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四谷三丁目交差点と「お岩さん」
四谷三丁目交差点は外苑東通りと新宿通りが交わる交差点。
北に行くと弁天町、南に行くと信濃町や青山、
東に行くと麹町、西に行くと新宿だ。
ここの交差点の北東部には車力門通りや杉大門通りといった令和には珍しい昭和のまま止まった飲食店が並ぶエリアがある。
子供はそんなとこには興味がないであろうという場合、
下記の消防博物館がおすすめ。
そしてそして四谷で外せないのが
日本一有名な幽霊である「お岩さん」が
登場する四谷怪談の舞台となった「お岩稲荷神社」(跡地)。
四谷三丁目駅から徒歩五分ぐらい。
顔面の半分が腫れ上がってしまった、お岩さん。
現代でいえば帯状疱疹の重症状態らしい。
かわいそうに。
そして、なぜか思い浮かべる
お皿を「いちま〜い、にーま〜い・・・」と数えるシーンは「番町皿屋敷」。
お岩さんはお皿は数えていない。
お岩さんの話と番町皿屋敷は別のお話。
なぜ、顔が腫れ上がった幽霊がお皿を数えて足りない!となるシーンを大勢の人が思い浮かべるかというと、志村けんがコントでそれをやったから、らしい。
最後に現代と江戸のの地図探索。
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江戸地図の赤丸がお岩稲荷がある箇所。
与力や縄地というものがあちこちにあるが、
与力は現在の裁判官や警察官の宿舎のようなもの。
縄地は武士が集団で暮らしていた寮みたいなもの。
きっと実現不可能なんだろうけど、やはりタイムスリップ旅行は
旅行の最高峰。異次元の体験の筆頭格だろう。