竜閑橋交差点と外堀通りの不規則変化地点
こんにちは、交差点東京です。
今回ご紹介するのは竜閑橋(りゅうかんばし)交差点。
ここは千代田区神田にある外堀通り沿いのT字路交差点で、
北に進めば大名小路(鎌倉橋交差点)、本郷通り(神田橋交差点)、白山通り(一ツ橋河岸交差点)、千代田通り(錦町河岸交差点)、専大通り(=雉子橋通り)、俎橋交差点と順番に交わる。
南に進めば、常盤橋から呉服橋で東京駅の八重洲側に出る。
竜閑橋(りゅうかんばし)、なかなか風変わりで個性ある名前。
今は埋め立てられ暗渠になってしまったが、
江戸時代、竜閑川という名の川(人工的な川)があり、そこにかけられていた橋があったので、ここが竜閑橋となったそうだ。
竜閑橋交差点の道路事情を見ていこう。
JR神田駅から竜閑橋交差点に向かうと下の写真のように5車線の交差点になる。
右に曲がると北方向、左折は南方向だ。
右に曲がった先は5車線の一方通行で、初めて来る人はびっくりするかもしれない。
そして外堀通りについてだが、上の写真の竜閑橋交差点の次の交差点である鎌倉橋交差点を右折するのが外堀通りの本流である。
ぐるっと1周するかと思いきや、外堀通りはここで不規則変化をする。
外堀通りは1周が約13kmあり、散歩すると3時間以上かかる。
皇居近くの内堀通りと違って、ビジネス街も多くコンクリートジャングルな面もあるが、内堀通りで飽きた方は外堀通りの1周も面白いかもしれない。
1周といえば、環状線だ。
東京都心は皇居を中心に環状線が8号線まである。
環状線とは言っても、完全な環状になっているものと、
途切れ途切れになっているもの、
ほぼただの直線のものなどまだまだ未完成な部分もあるが、名目上そうなっている。
完全に環状線になっているものは
環状1号線の内堀通り、
環状2号線の外堀通り(一部は赤坂から築地、晴海にぬけていく)、
環状5号の明治通り、
環状7号の環七だろう。
他の3(外苑東通り付近)、4(外苑西通り付近)、6(山手通り)、8(カンパチ)は1周をなすような形にはなっていない。
また時を見て、外堀通りについて交差点を考察していく。
ちなみに過去の記事で、内堀通りは全ての主要な交差点を網羅したので、最後に紹介しておしまいにする。
ここまでありがとうございました。