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六本木なだれ坂交差点と減るガソリンスタンド

六本木なだれ坂交差点は六本木通り沿いにあり、六本木交差点から溜池方向に坂を下って坂がなだらかになったら出てくる交差点で、アパホテル六本木シックスがある。

なだれ坂は首都高の飯倉入口の交差点から神谷町ではない側に進行する。

赤い矢印がなだれ坂の一方通行(それ以降の坂の下は双方向)
赤矢印:なだれ坂、黄色矢印は一時停止、黄色と青では青が優先

黄色からの進行の際、青矢印の車両と向かい合わせになるのだが、黄色側が一時停止義務があり、青が優先。
黄色の一時停止は結構意外な感覚で、黄色が本線のようにも思える。
でも注意。
たまに坂の中腹にお巡りさんがいて、一時停止をチェックしている。


この交差点、六本木通りを本流とする十字路で、赤坂方面に路地を進むと、
かつてあったガソリンスタンドの跡がある。

みなさんも薄々気づいているだろうが、日本中でガソリンスタンドは減少傾向にある。
後継者不足、地下の貯蔵タンクの安全強化の設備投資が高くて儲からない、車の燃費性能の向上といった複合的な理由で廃業が進んでいる。

コスモ六本木SSはもう無い、定期借地権の更新をしなかったらしい

ガソリンスタンドの数は2002年で5万件以上あったが、
2022年においては27963件。実に4割が減った。
日本全体では年間で実に1000件以上減っているという計算だ。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/310832#:~:text=全国的にも給油,のとりで』となる%E3%80%82

都内のガソリンスタンドを見れば、
2002年比で2022年度末は実に3分の1になっている。

セルフは微増

ガソリンスタンドの跡地は車の中古屋だったり、車検屋だったり、
はたまた全くの異業種になったりと居抜き物件として活躍しているが
災害時のエネルギー供給の最後の砦という公共性の強い目的もあるので、
減り過ぎは国としてなんとかしてもらいたい。

日本、大丈夫か?

という心配は置いておいて、お隣韓国はもう少し深刻。
同じようにガソリンスタンドの数は減少しているが、
廃業に追い込まれる場合とは別に、
廃業するための資金がないため休業していたりする。
さらには首都圏ではガソリンスタンドの品切れも珍しいことではなく、
産業へのダメージも深刻だ。

日本ではガソリンの品切れは震災やオイルショック時ぐらいでないと
ほぼ見られないから、まだ良しとするか。

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