大手門交差点
大手門(おおてもん)交差点は内堀通りと永代通り(起点)が交わる交差点。
一つ北の通り(読売新聞本社がある通り)は大学箱根駅伝のゴールの場所で有名だ。
最寄駅の大手町駅は恐ろしいことに丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線の4本の路線が乗り入れている。
地下は縦横無尽の穴だらけ。
ここの交差点はT字路だが、各方向からのポイントがあるので解説していこう。
まずは祝田橋から大手門にむかっての車線状況(内堀通りの内回り)。
イエローラインで仕切られているので早めに車線を選択しないと車両通行区分違反になる。
左2車線は直進で、気象庁前、平川門や竹橋方向。
右2車線は永代通りに入るための右折専用。
一番右の車線はUターンもできて、パレスホテルなどにアクセスできる。
お次は逆方向(内堀通りの外回り)。
右の2車線は直進専用。
左の2車線のうち、一番左は左折のみだが、ポイントは左から2番目の車線。
この線は直進も左折もできる。
左折時、横断歩道の歩行者を待つために左折は渋滞する。
その渋滞を少しでも解消するための左折レーン2個作戦だ。
最後は永代通りから内堀通りに右左折で出る視点からの交差点。
ここも少し特殊。
交差点手前までは3車線で両方向矢印が道路に印字されている(写真A)。
写真Bで交差点の直前では青看板では4方向の指示が出ている。最終的に4車線になる。
何が危ないかというと、直前まで3車線のうちの真ん中の車両の右左折を予想しにくいという点だ。
予想は運転する際に大事な技術。
そして引き出しは多ければ多いほど精度が上がる。
こうくるのか、そうくるのか、ああくるのか。
一人一人の心理まで予想すると運転はまた一段と面白くなる。
最後にいつもの現代と江戸の同縮尺地図比較で記事はおしまい。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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