愛育病院前交差点と意外に文京的なエリア
渋谷区広尾の広尾駅からテレ朝通りを上り、有栖川宮記念公園を過ぎた先の1個目の交差点が愛育病院前交差点。
交差点名は愛育病院だが、近くにある病院の名前は平成27年4月より愛育クリニックになっており、
愛育病院という名前の病院は田町(芝浦1丁目)に移った。
愛育病院は昭和13年に皇室のお金でできた産婦人科。
由緒あるあるの病院だ。
東京のセレブな産院といえば、
ここと外苑東通りにある青山1丁目から近い「山王病院」中央区明石町にある「聖路加病院」。
この愛育病院も過去の通院の皇室や芸能人の名前を見ると、
まあまあ揃いも揃って華やかな人ばかり。
さて近隣の施設といえば、東京の私立御三家の一つ、麻布学園がある。
朝の8時前には広尾駅からぞろぞろ自由な校風を体現したアピアランスの学生がテレ朝通りを歩いていく。
愛育病院前交差点を東に進むと仙台坂から韓国大使館を抜けて、二の橋に出る。
西に進むと北条坂、鉄砲坂を抜けて、外苑西通りの笄小学校西交差点に出る。
外苑西通りには最近、偏差値の向上が目覚ましい広尾学園がある。
それこそ、順心女子学園から広尾学園に名称を変えた平成19年と比べても偏差値は20弱ぐらい上がっているのでは?
ここの卒業生は、相対的に日本の大学よりももっと広い視野を持って、
外国の学校に進学する人が増えている。
アメリカ、カナダ、フランスの大学が多い。
アメリカだとアリゾナ州立大学、パデュー大学、カーネギーメロン大学、
カナダならトロント大学が多かった、2024年実績。
子供を日本という枠組みから広く飛び出して、可能性をひろがてあげるなら、
広尾学園は魅力的な学校であろう。
学校はどこで学ぶかも大事だが、
何のために学ぶのかの目的を見失わないようにしないといけない。
それぞれが花が咲くベストな畑(フィールド)を見つけるのが人生だろう。
最後に江戸末期と現代の地図比較でおしまい。
それではまた。