『乃木オタ回顧録〜デビュー10周年を迎えるにあたって』#13

2014年春〜春のライブイベント

実はこの春ごろは先述のA子さんと乃木坂46出演のライブイベントに行くことが続いた。
まずは2014年3月26日、東京ドームシティホールで行われた「ZIP!春フェス2014」だ。出演メンバーは8thシングル「気づいたら片想い」の選抜メンバー。MCは日テレの桝太一アナ。乃木坂の他に三代目J Soul Brothers、ねごと、赤い公園が出演。
ZIP!内で公約したモノマネを披露。それがまいやんの「やんくみ」のモノマネで会場がどよめいた、上手すぎて。前年の「ハッピーMusic」のイベントでもモノマネやってた気がするなぁ。日テレのイベント、モノマネやらされがち。

実はこの時、買ってそんなに経っていない「1st year birthday live in幕張メッセ」の豪華版Blu-rayBOXをA子さんに貸したのだ。その後、翌4月15日に「極東ロックンロール・ハイスクール第弐章」『乃木坂46 vs 氣志團 ～学生服反逆同盟～』にも一緒に行く事になっていたのでその時返してくれるだろうと思い込んでいた。しかしそれ以来そのBlu-rayBOXは自分の手元に戻ってくる事は無かった。（その後2年前、ヤフオクで中古を購入。一時高騰してたが12000円くらいで買えた）その後もA子さんとはLINEのやりとりはあったがそのまま自然消滅的に連絡取らなくなってしまった。

「極東ロックンロール・ハイスクール第弐章」『乃木坂46 vs 氣志團 ～学生服反逆同盟～』は4月15日、Zepp DiverCity Tokyoにて開催された。恐らく観客の半分くらいは氣志團ファミリーの皆さん（KISSES）だろうと思うが一体どんな人達なのか想像もつかず、ただ乃木坂ちゃんを観られると言う楽しみだけでやってきた。
対バンという事でいきなり「乃木團」の登場だ！齋藤飛鳥（Dr）、永島聖羅（Key）、中田花奈（Ba）、川村真洋（Gt）、深川麻衣（Gt）、能條愛未（Vo）、中元日芽香（Vo）という構成。これが乃木團の初演奏、「OneNight Carnival!」を初披露！正直最初は本当に弾いてるのかぁ？と疑いの眼差しを向けてしまっていたが本当に演奏している！特に目を引いたのが齋藤飛鳥のドラム、バチ捌き！あんな細っこい腕でブンブンバンバンドラムを叩いてるのが信じられない。聞けば2週間の練習でここまで仕上げてきたとの事。この時以来、アイドルの場に臨む時の尋常ではない努力とか粘り強さとか根性とか全くもって敬服してしまっている。

オープニングアクトとしての乃木團の演奏に続きいよいよ乃木坂46ライブ本編が始まる。今回の出演はメンバーほぼ全員だったのではなかろうか。「気づいたら片想い」「ロマンスのスタート」など中心にいつものライブが展開される。アンダー曲「生まれたままで」や「ガールズルール」「おいでシャンプー」とお馴染みの曲も。
乃木坂46の出番が終わり、氣志團の出番。正直、氣志團の曲は申し訳ないが「OneNight Carnival!」くらいしか分からない。しかしてその一曲目は…聴いていくうちに「あ！」と気づく。乃木坂46の「音が出ないギター」ではないか！バンド演奏に男性ボーカルでめちゃくちゃカッコいい！綾小路翔がまた切なく歌い上げるから凄くいい！正直コレがホンモノやろと思ってしまった。音源があるなら欲しいくらいだ。
そうやって心を鷲掴みにされた乃木オタ達は氣志團のライブの渦の中に心地よく飲み込まれていくのだった。
アンコールでは氣志團、乃木坂全員ステージへ。バンド演奏での「会いたかったかも知れない」の後またしても「OneNight Carnival!」セリフパートではメンバーが何人か團長に呼ばれて各々叫びたい事を叫び、特に長い長い「OneNight Carnival!」で締めくくった。
実に楽しく興奮した対バンイベントだった。
ひとつ心残りはイマイチ金欠で（その後A子さんとの食事もあったし）ライブ限定のTシャツを買いそびれた事だ。