[ケースレビュー]NAZCA EG プロテクトケース
数ヶ月前、NAZCAというメーカーのギターケースを譲っていただいた。
バードランドという国内の会社が作っているケースで、国産品ということもあり新品では約3万円ほどする高級品のようだ。セミハードケースというほどの固さはないが、普通のソフトケースに比べると各所補強されていて固い、という少し変わったケースだ。
ポケット部分にはナスカの地上絵をモチーフにしたロゴが縫い付けられている。
内側。ヘッドの弦が当たる箇所やブリッジが当たる箇所には合皮が貼られている。
今回いただいたケースはストラト・テレキャスタイプのギター用。
ソフトケースなので全体的には柔らかい素材でできているが、ボディ下部の部分は保護のための補強が施されている。
ヘッド側にも同じように補強が施されている。
最近のセミハードケースでよく見るような縦向きに持つためのハンドルもついている。
もちろん普通に背負うこともできる。
ケース上部のポケット。ピックなどの小物を入れる。小さなものだったらエフェクターも入る。
メインのポケット。小分けにするような仕組みのないシンプルな作りだが、その分収容力は高い。
譲っていただいてから、ストラト・テレキャスタータイプのギターを運ぶ際に使わせていただている。セミハードケースほどの保護力はないものの、ボディ部分とヘッド部分に補強が入っている分普通のソフトケースに比べると安心感があり、それでいてめちゃくちゃ軽いのが気に入っている。もちろん保護力という点ではセミハードケースの方が安心なのだが、やはり軽いことのアドバンテージは大きく、気温が下がり荷物が増えるほどにこのケースを使う機会が増えてきた。
色々と欲しい機材が尽きない中で、ソフトケースにお金をかける、というのはなかなか決断力が必要だが、運良くそんなケースを譲っていただくことになってなんともラッキーだった。