[機材レビュー]GOTOH製ロックペグ SD90 MG-T
前回に引き続き、ロック式ペグのレビュー。今回は、1999年製のGibson Les Paul Classicのペグを交換することにした。
元々ついていたペグはクルーソンタイプ。個人的にはクルーソンタイプよりもロトマチックタイプ(Grover)の方が好きなのだが、クルーソンタイプとロトマチックタイプでは取り付け穴の位置・口径が違うため、グローバータイプに交換するには穴の拡張作業などが必要になってしまう。
GOTOHがクルーソンタイプでありながら、ロック式のペグを生産しているので今回はそれを試してみることにした。型番はSD90 MG-T。
古いペグを外していく。5弦と6弦のブッシュは固着してしまって外れなかったので、古いものを磨いてそのまま使うことにした。
ねじ穴の位置には互換性があったので、今回も交換は難なく終了。元のペグに比べると若干ポストの高さは低め。
裏側はかなりゴツゴツした印象になった。
先日購入したSD301に続いて、こちらも作りはかなりしっかりしている。ペグのトルク/スムーズさ、ロック機構の動きはとても快適だ。ギア比は1:15なのでSG301(1:18)に比べると、若干細かいチューニングがやりにくいのは少し残念だが、オリジナルのクルーソンにあわせているので仕方がないだろう。重量は元のペグに比べれば若干重くなったが、気になるほどではない。
安いペグではないが、クルーソンタイプでも木工加工をすることなくロック式を使えるのは嬉しい。いつかギア比1:18バージョンが出る日を心待ちにしている。
先日購入したSG301 MG-Tの紹介はこちら
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