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価値観の相違とは何なのでしょうか
人は様々な価値観を持っていますが、その人の価値観は「資源配分の考え方」に如実に表れると思います。
資源配分というのは、「お金と時間の使い方」をイメージしています。
みなさん、好きなものはお金をかけて買うと思いますし、好きなことに時間を使っているはずです。
本が好きな人であれば本にお金を使い、自由な時間を読書に充てて過ごしていると思います。
一方で、嫌いなものや苦手なもの、避けたいものに対してはお金を払って省略したりしますよね。
例えば、旅行先での滞在時間をできる限り長くしたいAさんは、移動の際に特急券を購入して移動時間を短くしますが、電車での移動時間が好きなBさんは各駅停車でのんびりした時間を楽しむかもしれません。
これがお金と時間の使い方に対する考え方の違い、つまり価値観の違いだと言えます。
価値観を押し付けるという表現もありますが、これはお金と時間の使い方を強制することだと言い換えられます。
先ほどの例に挙げたAさんとBさんが2人で旅行する場合を考えてみると‥‥‥ちょっと大変そうですね。
Aさんに合わせて特急券で移動する場合は、Bさんの出費が増えて電車での移動時間も減ってしまうことになります。
逆にBさんに合わせてのんびり移動した場合は、Aさんが旅行先で滞在できる時間が減ることになってしまいます。
このような価値観の相違をすぐに解消するのは難しいですが、多様性を受け入れて考え方をすり合わせていくことはできます。
価値観の多様性を受け入れるためには、他人の資源配分に執着しないことが必要です。
自分が買ってよかったもの、やってよかったこと、行ってよかった場所を他人に勧めることもあると思います。
近い価値観を持つ人同士であれば、同じ資源配分の考え方で多幸感が得られることも多いでしょうが、価値観が違うとポジティブな感想が得られないかもしれません。
周りの人の価値観、つまり資源配分の考え方をできる限り理解して、尊重して生活することが大切なのかもしれません。
自分の価値観を過度に否定する必要はないと思いますが、周りの人の価値観を否定することなく最適解を見つけられる生き方ができたら良いなと思います。