「ヘアケアと考えるサステナビリティ」- 化粧品業界ができること
サステナビリティや環境問題に関して施策を打つことは、業界問わず企業にとって必須事項となってきています。限られた地球上の資源を守るため、クローダが化粧品原料メーカーとして提案できることをヘアケア製品と併せて考えました。
①化粧品業界が考えるべき環境問題:水問題
世界的な水不足問題
地球上の水の需要は人口の増加と共に拡大する一方、供給が間に合わなくなるという懸念が高まっています。
国土交通省でも2050年までに深刻な水不足の問題が考えられると予想されています。
引用:国土交通省|水資源問題の原因
化粧品の素原料に最も使用されている水に関する問題は、化粧品業界にとって考えるべき問題ではないでしょうか。
化粧品業界ができる節水?- すすぎやすいシャンプー
クローダでは「髪を洗い流すときに使う水の量を減らすこと」を提案しています。
シャンプー時、ぬめりが強すぎると大量の水を使って、しっかり洗い流したくなりますよね。
反対に、滑らかさが足りないと、髪が絡みやすくなり、水で溶きほぐしたくなります。
このようなすすぎ時のなめらかさのバランスを調整し、すすぎやすいシャンプーを提供することで、消費者の毎日の洗髪時に水の使用を抑えることができます。
②化粧品業界が考えるべき環境問題:プラスチック使用量の問題
新プラ法の施行に伴う化粧品業界での資源循環促進
2022年 4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」が施行されました。
これに伴い、日本化粧品工業連合会は 2022年6月に「化粧品容器包装に関する環境配慮設計指針(2022年度)」を公開しました。
粧工連の調査によると、2021年度のプラスチック循環利用の貢献度はシャンプー・リンス・トリートメントが最も高く、化粧品業界の中でのプラスチック使用削減を牽引しています。
引用:日本化粧品工業連合会|化粧品業界における容器包装プラスチック使用量(2021 年度)について
プラスチックレスな固形シャンプー、「シャンプーバー」トレンド
シャンプーバーは石けんのような固形のフォーマットで、プラスチック容器を必要としない新しいシャンプーの形です。
パッケージにプラスチック容器を一切使用していないため、プラスチック使用量の削減に貢献することが期待できます。
化粧品原料メーカーとして「ヘアケアと考えるサステナビリティ」特集を作成しました。
こちらの特集資料では、上記で紹介した内容に加え、クローダからの下記の提案を掲載しています:
固形シャンプー、コンディショナーバー、すすぎやすいシャンプーの処方例
サステナブルな処方に最適なヘアケア原料4選
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