2022年の色「Very Peri」とカラーコスメへの応用例
こんにちは。note担当のMです。
毎年Pantone社からは毎年「今年の色」として、トレンドカラーを発表します。
2021年のカラーとしては、PANTONE 17-5104 Ultimate Gray(アルティメット・グレイ) と PANTONE 13-0647 Illuminating(イルミネイティング)の組み合わせが選ばれましたが、今年はどんな色なのでしょうか。
一緒に見ていきましょう!
今年のカラー、Very Peri
Pantone社から発表された2022年のカラーは「Very Peri」
赤紫の色味を帯びた、生き生きとしたペリウィンクルブルーの色合いを持つブルー系の色が選出されました。
2000年から始まったこの発表、これまでは既存の色から選ばれてきたのですが、今回は初めて「新しく作られた」色とのことです。
複雑性を持ちながらも「最も幸せで温かい」ブルーの色合い(Pantone社)は、変化する世の中への不安を抱える人類に寄り添ってくれる色なんですね。
私はこの色を見たとき、春先に見かけるスミレの花を思い浮かべました。
緑あふれる中に可憐な色を見つけると春がきたことを精いっぱい伝えてくれる姿に癒されています。
皆さんはこの新しい色から何を連想しましたか?
カラーコスメへの応用
クローダでは、グローバルチームがVery Periから発想を得て、光輝顔料Moonshine™(ムーンシャイン)を使ったカラーパレットを作成しました。
ウェブサイトのブログページにはVery Periへの更なる考察とMoonshineを活用した実践的なカラーコスメへの応用を紹介しています。
あのキラキラってなに?
そもそも、化粧品に色や光沢、ラメ感や素材感などを加えるために使われる原料は総じて「色材」といい、その材質をもとに、有機合成色素、天然色素、無機顔料、高分子粉体と分類されます。
鮮やかな色を付けたい、輝きを強くしたい、深みをもたせたい、といった色味や質感を演出するためにも、色材は化粧品には欠かせない素材です。
キラキラ、というとアイシャドウがすぐに思い浮かぶと思いますが、その他にもハイライトやチーク、マスカラにアイライナー、ヘアワックス、ネイルなどなど、幅広く利用されています。
数多くの化粧品において、色材とは切っても切り離せない関係です。
Moonshineって?
Moonshineシリーズはホウケイ酸塩をベースとした顔料で、上記の分類でいうと無機顔料にあたります。(一部除く)
その粒子サイズとカラーバリエーションで、現在50種類以上のラインナップがあり、世界中で活用されています。
Moonshineを選ぶ際には、以下の点を注意しながらセレクトしてみてください。
どれくらいの輝きがほしいのか(→粒子サイズによってキラキラ感が異なります。)
どんなカラーがよいのか(→単色タイプと見る角度によって色の変化が起こるカラートラベルシフトタイプがあります。)
製品の販売地域はどこなのか(→国・地域によって原料規制が異なります。)
また、Moonshineの紹介ページには粒径サイズとカラー、カラートラベルシフトの有無で製品をフィルタリングして検索する機能がついています。
Moonshine™の検索にとても便利なのでぜひ使ってください!
実物を見たい?
Moonshineの色カタログ、あります!
ご要望の際にはお近くの営業担当または製品ウェブサイトのお問い合わせ窓口からお気軽にご相談ください。
ただし、社会情勢の関係でご来社・ご訪問が限られる場合があります。その際には私たちからもご相談させていただきますので何卒ご理解のほどお願いいたします。
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新しいカラートレンドは化粧品業界にとって、とても大きな刺激です。
今後の発表も見逃せません!
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