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沖田✖華について

約1年前に沖田×華(おきたばっか)の
「透明なゆりかご」の1巻をTSUTAYAで借りて読んで、
そのあまりの出来の良さに涙し、
それからブックオフ巡りをして、
「透明なゆりかご」の1~7巻と、
沖田×華のエッセイマンガを何冊か入手して読みこんだ。

沖田×華は1979年生まれ、
富山県の魚津という町出身で両親は中華料理屋を営んでいた。
子供の頃に、学習障害(LD)、
注意欠陥多動障害(AD/HD)
アスペルガー症候群と診断されていたが、
本人が認めなかったことと
当時はあまり発達障害に関する認識も
一般に浸透しておらず、
親から強く叱責されたり、
教師から体罰を受けたり、
同級生や職場の同僚や先輩から
いじめられたりしていた。


母親と2人の弟も発達障害で、
下の弟は福祉の認定を受けている。


母親の勧めで看護師を目指すが、
学習障害があったため、
かなり苦労して正看の資格を取る。


看護師の仕事をしながら
金沢のおっぱいパブで
月に数回バイトをしていたが、
ある日職場の先輩看護師から
業務の事で激しく叱責され、
首吊り自殺を図るが失敗し、
それをきっかけに看護師を辞め
様々な風俗を転々とする。


風俗店の待機室にあった実話誌で
マンガ家の桜井トシフミの作品を知り、
ファンレターを送ったところ、
その年賀状に書いてあったイラストを見て、
桜井がマンガ家になることをすすめ、
26歳でマンガ家としてデビューする。


見習い看護師時代の経験をマンガ化した
「透明なゆりかご」が
講談社漫画賞を受賞し、
NHKでドラマ化された。
そのドラマの主役は清原果耶で、産婦人科の医師は瀬戸康史。

現在連載中の「不浄を拭う人」と「お別れホスピタル」も傑作。

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