コミュニティー参加

ゴミの収集の仕事をしていた時のこと

仕事中には、
相棒の振ってくるエロ話に答えるのも、
大切なコミュニケーションなのだが、
最近よく一緒に仕事をする人は、
絶え間なくこの手の話を振ってくる。

先日もタイトなデニムのパンツで
自転車に乗っている女性を見て、
「なんでスカートばはかんとや、こんやつぁ」
と感想を述べられていた。

「たまにはおじさんたちに、
パンツば見しちくれや、
こっちはそれだけが楽しみなんやけん。
紀川さんもそう思わんですか?」
と、僕に同意を求めてきたのだが、
僕は、「はあ、まあ、そうですね、ははは」
と曖昧に笑うしかなかった。

それからしばらくして、
今度は会社の制服風の、
ミニスカートの女性が、
自転車でこちらに向かって走ってきていたのだが、
少し先の路地に曲がって行ってしまった。
すると「なして曲がるとや、こんやつぁ!!」
と、大変な怒りようで、
「今のはすれ違う時に、
パンツが見えとったと思わんですか?」
と、僕の意見を求められたので、
「ああ、そうかもしれませんね、
いや、あれは絶対見えてましたね。」
と、希望的推測の意見を追加して、
僕も晴れて「エロいおじさんグループ」という、
コミュニティーに所属させていただいたのである。

ちなみに写真は僕が盗撮したものではありません