ひがみについての研究

数日前から始まっている「ひがみについての研究」は僕にとってはおそらく3000年以上はもち越している課題のようだ。今は義妹(奥さんの妹)を身近な題材として研究に取り組んでいる。

まず二週間ほど前に自宅の敷地内で、義妹の車に僕の車をぶつけてしまい、そこからこの闘いが始まった。

12月19日(土曜日)には奥さんの実家に招かれて、奥さんの誕生日(12月21日)を祝うため、みんなで一緒に人生ゲームやトランプをして時間を過ごしたのだが、その最後の方にも僕が今直面している問題点についての話になった。

なかなか深い話題について、熱い話し合いになり、午前2時頃まで討論してなんとか解散して寝た。

その会合の中で義妹が、「なぜだかわからないんだけど、郵便局のいつも小包の配達に来る女の人がむかついてしょうがないんだよね」と言った。それで「その人はどういう人?」と聞くと、「うーん、かわいくて・・・」と答えたので、その一言ですぐにわかった。同性のかわいい郵便局員さんに嫉妬していたのだ。

こんなわかりやすい奴が僕の鏡?
僕はこんなに単純な人間なのか?
と少し落ち込んだ・・・

そして12月21日は冬至で、この日を境に、夜よりも昼が長くなるそうだが、今年の冬至にはそれ以上の意味があるらしい。「アセンション」とかいうものの、最終段階がこの一年で起きるのだそうだ。
「ノストラダムスの大予言」(1999)、
「マヤカレンダー」(2012)と、
終末的な予言が相次いでいたが、
どちらも何事もなく、
というか色々あったといえばあったけど、
それでも僕たちはここにこうして生きている。

奇しくもその12月21日はうちの奥さんの誕生日で、
我が家ではこの「アセンション」が、
ちょっとした盛り上がりをみせている。
僕にとっては義妹との闘いも始まっているし。

身近な人を鏡として、乗り越えられなかった過去の自分の課題を乗り越えることが僕にとっての「アセンション」なのだろうが、でもちょっと心細い。本当に乗り越えられるのか?

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