ハッスル&フロウについて

最近「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見たのは、
YouTubeで伊集院光が
芸能人の人とかにおすすめの映画について聞く
番組を視聴したのがきっかけで、
その番組内でマツコデラックスが、
この映画を推薦していたのだ。

同じ番組の別の回で、
ライムスターの宇多丸さんという、
ラッパーでラジオパーソナリティーで、
映画評論家の人が推薦していた、
「ハッスル&フロウ」という映画も見てみた。
この映画もこういうきっかけでもなければ、
見ることはなかった映画だろうと思う。

どんな映画かというと、
メンフィスで3人の女性と共同生活をし、
その女性たちに売春をさせたり、
ドラッグの売人をしたりして、
暮らしている男が、
同じメンフィス出身で、
そこそこ成功しているラッパーが、
メンフィスに凱旋してくると聞いて、
自分のラップのデモテープを作って、
そのラッパーに渡そうとする、
大雑把に言うとそういう映画だ。

この映画自体全く知らなかったし、
こんな機会でもなければ
おそらく一生見ることはなかったと思うが、
やはりひとつのジャンルで
そこそこの成功を収めている人が、
おすすめの一本として挙げるくらいの映画なので、
それなりに良くできた映画だった。

僕はラップといえば、
クリーピーナッツくらいしか知らないが、
あれくらいの超メジャーな人が、
オシャレでスタイリッシュにやっている陰には、
こういうどうしようもない底辺の暮らしがあって、
車の中で1回20ドルくらいで
売春している女性たちに支えられているんだなあと、
優等生的な感想しか出てこないが
それはそれで感じるものがあったのだ。

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