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僕とハルとあのね帳
mixiに書いた朝顔についての日記を探していたら、
僕と息子のハルの「あのね帳」のやりとりが見つかった。
「あのね帳」というのは、神戸で教員をしていた、
鹿島和夫先生が子供とやりとりしていた連絡帳のようなもので、
僕も真似して子供と交換日記をしていたのである。
僕のペンネームは「つねま」であった。
このまえしらないともだちとあそんだ。
けんかした。
ともだちになれるかな。
(きっとなれますよ つねま)
このまえゆかにおちているたべものをたべてしまいました。
(きちゃないね つねま)
ぼくが6さいのころ
あたらしいかぞくがはいった
それわピカチュウです。
(おとうとだね つねま)
げつかすいもくきんどにちあるけど
いちばんいいのはどにち。
(そうだね つねま)
3さいまでおんなじゆめをみてました。
(どんなゆめですか? つねま)
あなにおちたらたすかりません。
(おちないようにきをつけよう つねま)
注:スーパーマリオのことを書いているようです。
いたいいたいとおもっていると
りはびりはできません
(おばあちゃんが足の手術をしたんだよね つねま)
残念ながら、
残っている「あのね帳」のやりとりは、これだけである。
今中学生になった子供は
彼にとっては「大長編」の、
原稿用紙30枚の小説に取り組んでいる。
そんなハルは今、東京でコピーライターをしています。