おらが村さの蔵元 2
今日はおらが村さの蔵元の続きです。
前回、地方の小さな蔵元がコロナ禍の影響で
苦境に喘ぎ、蔵を閉じたり休業に追い込まれ
ている現状を紹介し、何とかしたいと思い酒
販の免許を取得し、酒屋を始めたことをお伝
えしました。
毎日、担当者がネットの情報をもとに、蔵元
に連絡し、私共の趣旨を説明して賛同くださ
る方々を募っています。 現状は想像以上に
厳しく、今年の仕込みが最後で年末には廃業
するとか、売れない在庫を抱え今年は仕込み
もできないとか、聞くだけで胸が痛くなるよ
うな話ばかりです。
初めは胡散臭いと思われるのでしょうか、
つっけんどんな話し方で、頑なさが前面に
出ていた方も、こちらの考え方や他の蔵元の
話を誠心誠意お伝えするうちに、次第に硬さ
も取れ、最後には苦しい胸の内、本音を吐露
するようになります。
残念ながら最後まで拒否される蔵元もあり、
無力さを痛感することも多々あります。
しかし少しづつですが、共に歩んで頂ける蔵
元も増えつつあり、できれば蔵を閉めずにお
酒を造り続けるところまでもっていければと
無い知恵を絞り、日々奮闘しています。
どうせ飲むならこのお酒、その一杯が日本酒
と蔵元を救うを合言葉に、皆様のお力をお借
りして、何とか頑張っている蔵元を応援して
行きたいと思います。 だって日本酒は日本
最古の伝統技術なんですから。
国名を冠に頂くお酒は、世界広しといえども
日本酒だけです、そして本物の日本酒は本当
に美味しいんです。 焼酎だって本当に美味
しいんです。 私共が扱っている熊本の米焼
酎は世界に誇れる蒸留酒で、ブランデーやコ
ニャックに決してひけは取りません。
お酒は嗜好品で、好みやご贔屓もあるでしょ
う、でもどうかこれを読んでるお酒大好きな
方にお願いします。 あなたのレパートリー
に私共が紹介するお酒と蔵元を入れてくださ
い、そして一緒にお酒と蔵元を応援してくだ
さい。味は日本酒アテンダントの肩書を持つ
店長が責任を持って保証します。
飲めばわかる、とにかく旨い。