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おらが村さの蔵元

今回は私共が展開している「おらが村さの
蔵元キャンペーン」についてです。
前にお伝えしましたが、コロナ禍以降地方の
小さな蔵元が経営難から蔵を閉めています。

母体が大きければ、海外に進出したり、新た
な市場を開拓したり、それに必要な資金も銀
行から借り入れできるでしょう。
しかし地元に根差し、少人数で真面目に誠実
に、真摯にお酒を造っている小さな蔵元はそ
うはいきません。 実際、店長が10年の間に
知り合い懇意にしていた蔵元が蔵を閉じてい
ます。

お世話になった蔵元のために何かしたい、と
いうのが発端で始めた酒屋稼業、しかし私達
だけの力では、一人の力では出来ることは限
られます。
私達の考えや想いに賛同してくれる方々の力
を借り、本当に美味しい本物の日本酒を造り
続けている蔵元を応援したい、ということか
ら始めたのが「おらが村さの蔵元」キャンペ
ーンです。 

昔は各村に一蔵、蔵元があり余剰米でお酒を
造っていたそうです。 そこで原点回帰では
ありませんが、お酒や蔵元のオーナー制度の
ような自分の村の蔵元を応援してくれる方を
募集し、毎月私共が応援している蔵元の逸品
をお届けするシステムを考えました。

自慢ではありませんが、そこらの酒屋では手
に入らない本当に美味しい、本物の日本酒で
す。 日本中の小さな蔵元の人達の想いと心
意気心の籠ったお酒を是非味わっていただき
一緒に蔵元を応援してください。.

そして「美味しかった、応援しています、
一緒に頑張りましょう」という言葉を届けて
あげてください、その一言で蔵元の人達は頑
張って美味しいお酒を造り続けることができ
ます。

正直に言って、酒屋としての利益は度外視し
ていますので、儲かりません。
それでも誰かが、気づいた人が手を挙げ声を
上げなければ、この日本から本物の日本酒が
姿を消してしまいます。
どうせ飲むならこのお酒、
その一杯が蔵元を、日本酒を救います。

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