実話|就職氷河期世代のおばちゃんが資格に救われたはなし②
お立ち寄りいただき、ありがとうございます🎃
もし、①をまだ読んでないよ~って方がいらっしゃったら、こちらからどうぞ🙌
救われエピソード②挫折、心療内科…そして転職
1、挫折
社会人となり、数年たったころに異動がありました。
異動先での人間関係でつまづいてしまいました。
HSP気質なせいか、細かいこと、いろんなことが気になってしまって、作業が遅い…。
上司もイライラしてきたのでしょう。
私への態度は日に日にきつくなり、次第にヒステリックになっていきました。
そのような状況になってしまっては、もう、完全に委縮して、ビクビクする毎日。
なんとかしようともがいても、空回りするばかり。
ある日、大声で怒鳴られました。
………。
『もうダメかな。』と思いました。
あまり時を置かずに、退職を申し出ました。
ところが……
しばらくすると、よその部署の上司が、声をかけてくださりました。
『一緒にやろう!』
しかし、この上司ともうまくいきませんでした……
半年ほど経った頃でしょうか。
帰ろうとすると、しばしば呼び止められるようになりました。
そこで、30分~1時間ほど叱責されることがありました。
『〇〇さんはそつなくこなすのに、なぜあなたは出来ないのか?』
___…自分は容量悪いし、役立たずなのは、よくわかったけど、もうどうしたらいいのか、さっぱりわからない…___
2、心療内科
気が付くと、うまく眠れなくなっていました。
どうにかしなくては……
ひとまず、心療内科にいってみることにしました。
そして、この直後に再び退職を申し出ました。
ありきたりの表現ですが、この頃は抜け殻のような毎日を過ごしました。
夏でしたので、強い日差しが部屋に降り注いでいました。
その日差しを避けるようにして、本を読んでいたような気がします。
3、転職
『そろそろ働かねば……』
退職してから、2か月ほどが経過したころ、転職活動を開始しました。
派遣社員として働き始めた時には、もう冬になっていました。
4、資格の勉強を再開
新しい職場で心機一転!
そんなある日、上司とおしゃべりしていたら、こんなことを言われました。
『作業環境測定士を取得したらどうだろう?』
もともと知っていた資格でしたが、受けてみようとまでは思っていませんでした。
新しい職場で過ごすうちに、メンタル面もだいぶ回復してきていたため、
『やってみよう!』
自然にそう思えました。
さっそく作業環境測定士の国家試験について、調べてみることに。
すると、すでに登録が完了していた環境計量士(濃度)のおかげで国家試験免除となることがわかりました。
国家試験免除のためには、「環境計量士のための免除講習」を受ける必要があったので、受講しました。
「環境計量士のための免除講習」のあとに、「登録講習」を受け、無事に作業環境測定士となることが出来ました。
✅作業環境測定士になるには、いくつかのルートがありますので、取得を検討されている方は、ご確認くださいね😊⇩
5、その後から今日に至るまで、そして伝えたい想い
その後、派遣先の職場で採用試験を受けることになり、正社員として雇用され、今日に至ります。
おばちゃん、勤続年数もずいぶん長くなりました。
今になって振り返ると、「有資格者だから」というよりは、
・上司の助言を前向きにとらえ、資格取得に取り組んだこと
・その時の自分ができることを一歩一歩進めたこと
このあたりが重要だったのではないかな?と勝手に思っています😅
”本当に資格の勉強をしていてよかった、救われた”と思いました。
自分の価値がゼロだと思う日が続きました。
コツコツしかできなくて、容量悪いな…と思うことばかりでした。
だけど、不器用でも歩みを続けていれば報われることもあると信じたいです。
これは意味があるのか?と、道に迷うことがあったとしても、
試行錯誤の中で時に方向が変わっていくことがあっても、
歩みを進めていたら、きっと報われると思いたいです。
迷うことの多いHSP気質なおばちゃんですので、あっちいったりこっちいったりしますが、テクテク歩いていきたいです😊
2部構成の長文をお読みいただき、本当にありがとうございました🎀
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