【英語学習の悩み】30代、今まで英語で恥ずかしかった経験を振り返る

こんにちは。新米ママのみとです。

ベビーのお世話に翻弄されながらも、自分の時間がうまく取れるようになってきた、産後4ヶ月。育休中に英語を勉強したい！という想いが湧いてきた。

しかし、その前に！！

振り返れば、今まで英語で失敗してきたことや恥ずかしかったこと、人生でいろいろ経験してきたなと思います。英語学習を、何度も挫折してきたのです。

何かやろうとしても続かなかったり、話せなくて恥ずかしい想いをしたり。時には、頑張りすぎて疲れてしまったり。

今日は、今まで英語で失敗した経験、恥ずかしかった経験を振り返ろうと思います。

▪️初めてのネイティブを前に、何も話せなかった大学時代

中学・高校での英語はテキストばかりの授業で、話す機会は一切なかった。机に向かって勉強すればいい点数がとれたので、妙に自信があった。しかし、大学生になって、英語の担当がネイティブのイギリス人の先生になった。はじめての外国人に圧倒されつつも、自己紹介で急に英語を話すことになった。「My name is ~.」「I’m 19 year old.」くらいしか出てこなかった。こんなに話せないことに、心底びっくりした。今までの勉強はなんだったんだろう。
焦った私は「もっと勉強せねば！」と思って、TOEIC(L&R) を勉強することにした。550点だった。話せるようにはならかった。

▪️仕事で英語の電話がかかってきて焦る社会人1年目

大学を卒業後、日本の企業に就職した。ある日、たまたま海外支店から電話があった。ドイツ人だった。パニックで、何を言われたのか全然分からない！とにかく部長の名前を連呼するので「OK、OK、please wait.」と保留にし「部長、英語の電話です！」「誰から？」「すみません、名前がわからなくて・・・」「（苦笑）」たぶん顔、真っ赤だった。

▪️ネイティブレベルの後輩が入社して恥をかく

こんなに英語が話せないのに、なぜかヨーロッパ人のお客さんを担当することになった。ある日、視察のために来日した彼らを京都へ案内することになった。レストランでの食事も、タクシーの移動中も、何を話せばいいのか分からない。でも何か話さなきゃいけない。一方、隣にいた後輩は留学経験があって、ネイティブレベルの英語力。楽しそうにペラペラ喋ってる。「どうしよう何も出てこない。恥ずかしすぎて消えてなくなりたい。」・・・ずっと情けなかった。

▪️給料が上がるからという理由でTOIECに必死になったが・・・。

社会人3年目、仕事には慣れてきたが英語はまだまだ自信がない。TOEICのスコアによって給与があがると知って、必死に勉強を始めた。点数は720点、3000円/月 上がって舞い上がった。・・・いや、待て。私は話せるようになりたいのだ。TOEICはListeningとReadingだけではないか。英語でのミーティングも増えたが、一向に話せるようにはならなかった。こんなに勉強を頑張ったのに、絶対おかしい。日本の英語教育が悪いんだ！と言い訳までしてた。

▪️ネパール人が外国語をペラペラ話す世界線

社会人6年目、ひょんなことから日本語を教える仕事を始めた（英語力はほぼ必要なし）。来日したネパール人学生を空港に迎えに行くと、みんな英語を流暢に話した。衝撃だったのは、ほとんどの学生が英語だけでなく他の言語も話せることだった。ネパールはそんなに裕福な国ではないし、教育が行き届いているわけでもない。ただ、幼い頃から英語でいろんな科目の授業をうけたり、映画やドラマから自然と学んでいた。勉強したという自覚はないようだったが、ただそれが彼らの日常だったのだ。「私は何年も必死に勉強してるはずなのに」うまく話せない自分にまたイライラした。

▼ ネパール人の謎について おすすめの本

カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」 (集英社新書)

▪️結論、何が大事なことなのか？

➡️  とにかく話して、話して、話し倒すこと。
振り返って、私に圧倒的に足りなかったのは「話すこと」。とても明確なことなのに、ずっと逃げてきました。「文法や単語が分からないから、まずは単語帳から。」「とりあえずTOEICを勉強しとこ」「時間がなくて忙しい」など。

TOEICってビジネス英語が学べるし、スコアが学習のモチベーションになると思って、何度も受けてきました。意味がないとは思わないけど、話せるようにはならない。日本人は点数ばかり気にして、満足しちゃう人も多いのかなと思います。
Youtubeの動画、洋楽、洋画、洋書、などいろいろ試してきました。おもしろいし楽しいので大好きです。でも、見るだけ、聞くだけ、結局使わない。だから、話すというアウトプットが何より大切、今はそう思っています。


➡️ 失敗した経験が、自分を強くする。
英語学習に限らず、人を強くするのは「失敗した経験」だなと思います。

・社会人1年目で電話がかかってきた時、恥ずかしい想いをしたので、デスクトップにカンニングメモを作って必死に練習した。
・ヨーロッパ人のお客さんとうまく話せず情けなくて、その後観光ガイドのボランティアに挑戦した。
・ネパール人学生と英語でスムーズに会話したくて、オンライン英会話をはじめた。

恥ってすごい原動力ですね。

・・・と、こんなこと書いておいて、今でもネイティブには程遠いのですが（笑） こんな経験をしてきたおかげで、少し自分の言葉で話せるようになりました。

これからもどんどん失敗するのだ。

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