No.152食品って何?(食品取扱者の衛生管理)
おはようございます。
今日は食品取扱者の衛生管理を書きます。
食品を取り扱うものは、まず自分が健康であることが大切。
当然、サルモネラ属菌、赤痢菌、O157などの保菌者は、調理に従事してはならない。
また、食中毒菌を保菌していても、症状が出ていない場合もあるため、月一回(学校給食調理従事者は月2回)の検便で健康を確かめることが推奨されている。
体調が悪い時や、下痢症状がある場合は、医師の診断を受けて、完治するまでは、調理の仕事をしてはいけない。
また、化膿菌(黄色ブドウ球菌)による食中毒を防止するため、手指にできものや化膿した傷があるものは、原則調理の仕事をしてはいけない。
その他、食品取扱者は、次のことに気をつける。
◼️服装について
・清潔な仕事着、帽子を着用する(毛髪混入の防止)。
・作業内容により、マスクや使い捨て手袋を着用する。
・使い捨て手袋は必ず消毒してから作業を行い、他の作業に移る時は交換する。
・仕事着や帽子などを着用したまま、調理室から出たり、便所に行ったりしてはならない。
・指輪の着用、爪の化粧(ネイル)をしてはならない。
◼️習慣について
・常に爪を短く切って、手洗いや消毒に努める。
・便所に行った後は、必ず手を洗い消毒をする。
・食器や調理器具が、髪、鼻、口、耳などに触れないよう注意する。
・たんやつばをはかない、タバコを吸わない。
・調理中の不用意な会話や手遊びは避ける。
次に続けます。