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snafu_2020
No.231食品って何?(ビタミンB1)
こんばんは。
今日はビタミンB1を書きます。
ビタミンB1は精米時に出る「ぬか」に多く含まれる栄養素で、白米より精製度の低い玄米や胚芽米に多く含まれる。
日々の食事をインスタント食品などで済ませている人や、清涼飲料水を大量に摂取している人は、ビタミンB1が不足する傾向にあるので、注意が必要。
ビタミンB1は糖質がエネルギーに変わるときに必要な栄養素つまりB1が不足している状態ではいくら糖質を摂取しても効率よくエネルギーに変えることができないということ。
エネルギーとして使われなかった糖質は、乳酸などの疲労物質として体内に溜まるので、糖質を多く取り、ビタミンB1が不足する食生活をしていると疲労感が取れず、疲れやすくなってしまう。
また、糖質が唯一のエネルギーである脳や神経もエネルギー不足に陥るので、機能低下を引き起こす。
その他、ビタミンB1はアルコールの分解にも利用されるので、アルコールを日常的に摂取する人は意識して取りたい栄養素。
◎ビタミンB1と一緒にとりたい栄養素
アリシンはニンニクなどの匂いの成分。アリシンと一緒にとると、ビタミンB1の吸収率が高まると言われている。
ナイアシンは糖質やアルコールの代謝を促進するので、エネルギー生成を効率化させる。また二日酔い対策としても効率的。
ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉(赤身)、たらこ、うなぎ、玄米、全粒粉、大豆など。
次回に続けます。