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No.33冷凍野菜って何?(残留農薬)

おはようございます。

今朝のニュースを見ていて、「大阪万博地の場所にメタンガスが発生、関係者は直ぐに人間に危険という数値ではない」と言ってました。

この返答、私は冷凍野菜の残留農薬の残留基準で苦しめられてきた(笑)ので、共感しました。
(ポジティブリストについては、No.20に書きました)

残業農薬基準値について、分かりやすく説明していたネットから引用しますと、

残留農薬基準の考え方は、その農薬の人1日当たりの摂取許容量(ADI)の範囲内に収まるようにするということです。

動物実験の結果から、何らかの影響を及ぼさない量(無毒性量)を算出し、これに動物と人間の違い(種差)を勘案して、10倍の安全係数、また、人間でも個体差のあることを考えさらに10倍の安全係数をとり、両方で100倍の安全係数をみこんで算出されます。

残留農薬の基準は食事に含まれる穀物、野菜、果物などからの対象の農薬の1日の摂取量の合計が、体重に応じてこのADIから導かれる摂取許容量の80%を超えないように、それぞれの農産物に設定されます。

よって、単一の農作物で基準値を超えたからといって、直ちに健康に被害が出るものではありません。

なぜなら、上記通り、基準は100倍の安全係数を見込んでいるからです。

しかし、ほんの少し基準を超えただけで、日本では回収、廃棄になります。
(同じポジティブリストを導入している欧州では、即回収などにはなりません)

SDGsなどからの観点からみると、日本の行動には、個人的には非常に疑問(健康に問題がなく食べられる物をすぐ捨てる、捨てざるおえない日本風土)が生じます。

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