No.235食品って何?(ナイアシン)
おはようございます。
今日はナイアシンについて書きます。
◎体内に最も多く存在するビタミン
ナイアシンは、ビタミンB群の一種で体内に最も多く存在するビタミン。
体内でも合成されるので、通常の食事をとっていれば不足する心配はほとんどない。
ただし、体内でナイアシンを合成する時に、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などが必要になるので、これらが不足すると、ナイアシンを作り出せなくなる。
ナイアシンは三大栄養素の代謝の際に補酵素として酵素の働きを助ける。
補酵素は酵素を補う働きをする成分だが、体内の全酵素のうち、約2割はナイアシンがなければスムーズに働くことができない。
つまり三大栄養素の代謝において、ナイアシンは重要な働きをしていると言う事。
また、ナイアシンはアルコールの代謝を促進し、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を活性化する。
アルコールの量が増えるほど、必要なナイアシンの量も増えるので、よくお酒を飲む人には積極的にとって欲しい栄養素。
◎ナイアシンと一緒に取りたい栄養素
糖質の代謝を助ける働きをするビタミンB1とナイアシンを合わせてとると、糖質の代謝効率を高める。
三大栄養素の代謝を助ける働きのあるビタミンB 2とナイアシンを合わせてとると、三大栄養素の代謝効率を高める。
タンパク質の代謝を助ける働きのあるビタミンB 6とナイアシン合わせて取ると、タンパク質の代謝効率を高める。
カツオ、マグロ、鯖、レバー(豚、牛)、鶏ささみ、落花生などはナイアシンを多く
含む。
次回に続けます。