note「女子プロ野球クライシス」26
選手たちの答え
2019年10月9日。
京都駅直結の
「ホテルグランヴィア京都」にて、
第24期キックオフを行いました。
毎年、ホテルの大広間を借りて全従業員、
全パート、全取引先、そして全選手に対し
ご挨拶や前年のお礼、
今年の目標の報告などを行うイベントです。
午後には取引先、
パートナー企業を招いての事業方針説明会を
行い、夕方から女子プロ野球事業の関係者、
選手一同を集めての方針説明会を行いました。
一昨日伝えたことを、
女子プロ野球リーグの
明石エグゼクティブマネージャーが
改めて説明してくれました。
体制変更に伴い、
不安を感じる選手たちもいるだろう
と予測はしていました。
そのための
質疑応答の時間は設けていますし、
事前に中枢の選手たちにも伝えており、
彼女たちとともに
選手全体の気持ちを一つにして、
来季の女子プロ野球リーグを
つくっていこうと思っていました。
明石エグゼクティブマネージャー
の話が終わり、彼が、
「以上が来季の制度です。
みなさん、
1週間後までに
どのように契約したいかを
考え申告してください。
リーグではそれを汲んで
対応させていただきます。
それではみなさん、
質問や疑問があると思います。
聞きたいことがある人は
どうぞ仰ってください」
と言いました。
すると何人かの選手が手を挙げていました。
手を挙げた選手のもとに、
マイクが渡されます。
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