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note「女子プロ野球クライシス」25

7回裏ツーアウトからの逆転

 

秋季リーグも終わり、

来季も女子プロ野球を
存続させることを決めた私たちは、
はじめてわかさ生活の経営陣、
経理や財務のプロフェッショナルにも
加わってもらい、
一緒にこれからの制度を考えました。
 

選手たちに
もっと「プロ」としての自覚を持ってもらい、成績に応じた給料を、
自分の手で勝ち取ってもらえるような
仕組みにしました。
 
それが、
本当の「プロ野球選手」だと思ったからです。
 

みんなが知恵をだし合った結果、
とても希望の持てるシステムになりました。
 

2019年10月7日。
 

リーグの中枢を担う一部の選手を集め、
来季の制度について相談しました。
 
これまでの契約は

「わかさ生活の社員」

として、
年俸制で12ヶ月間働いてもらっていました。

オフシーズンも「社員扱い」となるため、
選手たちには野球教室や野球に関するイベントなどを手伝ってもらっていました。
 
ですが、
来季の体制では
2つの選択肢を設けようと考えました。
 

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