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本の小規模卸の話

最近、漫画『重版出来』が面白くて毎日ちまちま読んでいます。
そのなかに書店の派遣をクビになった店員さんが起業して本屋を開く話があって、そこに小規模取次のことが書いてあった。
調べてみると、だいぶ昔からそういう業態はあるらしい。というか、重版出来のキャラのセリフは「ことりつぎ」の経営者さんが話していることと同じなので、ここに取材して話を作ったのだろうな。

本屋がカフェなどを併設する業態をブックプラスというらしいのだけど、それに対して、ことりつぎの柳下さんはプラスブックというものを提唱しておられた。(重版出来でも書かれていた。)
本屋ではない業種が、自分の仕事に関係ある本を店頭に置くこと。
ネット書店の台頭などで本屋から人の足が遠のくなら、街中を本屋にしてしまえばいい。と重版出来では言っていたなあ。

この記事では、ハッピーセット理論と題して、子供のころから本に触れる大切さについて書いている。
子供の時に本に触れなければ、大人になってから本に親しむのは難しい。本屋がなくなると、その素地が無くなってしまうと。
…たしかに。

こちらは別の会社さんで、楽天系の会社も同じような取り組みをしているようだ。
『まちの本屋』著者の田口幹人さんがいらっしゃるようで、ここに転職したんですね!?ってなった。


最近、共同書店という、お店の本棚を個人が借りて誰でも本屋を開ける、というお店に行く機会があった。

客として楽しむ一方で、自分も出店してみたいなあという淡い夢もあり。
こういう小規模取次を使って出店とか、現実的にできるんだろうか。

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