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鹿児島Uターン・Iターン体験記③ 永吉 拓磨さん

経歴

1997年生まれ/27歳 鹿児島県鹿児島市出身

サッカー

鹿児島実業高校 ー大阪ガスサッカー部ー京都紫光クラブーFK Adria(モンテネグロ)ーNKJadran Stefanec(クロアチア)ーFK Ekranas(リトアニア)ーKhoromkhon FC(モンゴル)ーKAJIKI F.C.(日本・鹿児島県リーグ/現所属)

リトアニアでの試合後サポーター挨拶

社会人

2016年-2018年 大阪ガス株式会社
2023年1月~9月 株式会社Relic
        ➡株式会社Scalehack出向
2023年10月~現在  小平株式会社

2016年に高校卒業とともに大阪へ出て就職し、2018年にサッカーのプロ選手へ転身。海外複数クラブを渡り歩きました。
2022年12月に鹿児島に戻って、KAJIKI FCというサッカークラブでプレーしながら、鹿児島の地域商社でビジネスパーソンとして働くデュアルキャリアにチャレンジ中です!

小平株式会社でのミーティングの様子
働きながらサッカーも全力投球!

経緯と決断の背景

モンゴルでプレーしてるときに、このままサッカー選手を継続しても自分の目標に到達できないと感じ、サッカー一本の道は辞めようと決意。具体的にはヨーロッパで国際大会(CL・EL)に出場するという目標があったようです。

モンゴルの永吉さんの部屋

サッカーだけで生きるのであれば海外、と決めていて、日本に戻るなら違う道も探そうと思い、一度東京のIT会社でフルリモートで働きながら鹿児島で社会人サッカーをする道を決断。

東京のIT会社ではインサイドセールスに従事していましたが、フルリモートだと少し物足りなさを感じ、鹿児島県内でもキャリアアップできる環境がないかと探して、小平株式会社と出会います。

小平株式会社は創業110年以上経つ会社でエネルギー事業を行いながらも、IT分野や輸出業を中心に新規事業にも積極的に取り組む先進性があり、新たなチャレンジの場として最適だと感じたようです!

海外プロ生活で学んだこと、印象的だったこと

余談ですが、自分含めて一般のビジネスパーソンにはない海外プロサッカー選手経験があるので、聞いてみました!

海外ではフットボール・サッカーがカルチャーになっていたことが印象的だったようです、どんなに小さいクラブでもファンがビール片手に週末には集まっているとのことでした。
日本ではスポーツの立ち位置がエンタメなので、違いがあることに驚きですね!

なお、一番好きだったのはクロアチアだそうです。
日本人の永吉さんに対して人として接し、心から自分のことを心配してくれて面倒を見てくれる人が多かったそうです。さすが東欧のブラジルと言われるクロアチア、オープンな人が多そうです!

クロアチアで住んでいた地域の街並み

一方、文化や生活習慣、人間的なキャラクターが著しく日本と異なる地域では、適応に苦しんだそうです。こちらはオフレコですので、聞きたい方は個別に永吉さんにご連絡ください。

移住先での生活環境

鹿児島は国外に比べると凄く都会だと感じるそうです。
利便性など比べ物にならず、鹿児島含め、素晴らしい日本を作ってくれた先人たちにありがたみを感じているそうです。

仕事やキャリアの変化

高校卒業していきなり、県外で働くことは難しさを感じていたそうです。
仕事も生活も右も左もわからない状態で、パニックゾーンの連続だった模様。

なお、プロ生活を経た後のビジネス職としてのファーストキャリアでは、スタートアップの厳しい環境にジョインできてよかったと感じているそうです。
優秀なビジネスパーソンに仕事の型を学ぶことができて今に活きているそうで、キャリアの初期に高い基準の環境にいることは大事かもしれません!クライアントワークで、様々な業界の知識を付ける必要があったので、自然と勉強が必要な環境だったそうです。

なお、現職の小平株式会社は歴史と伝統のある会社で、環境はファーストキャリアと大きく異なるそうです。
ウェットな人間関係、地域への貢献、大きな規模のビジネスを長期スパンで動かす経験などは、東京のスタートアップにはない良さだと感じているそうです。

小平株式会社が地元地域で運営する施設

地域社会との関わり

勤務先の小平株式会社が日置を本拠地としており、地域との関りを深く感じる日々だそうです。
100人会議にもゲストとして登壇をして、日々ビジネスと向き合いながら、地域貢献の実感も得られているようです。

個人として鹿児島でスポーツ塾のお手伝いをすることも決まっているそうで、海外プロ経験も活かして、鹿児島・日本にスポーツ文化をどう残していくのかが今後の人生のテーマのひとつになるそうです。

まだ20代とは考えられません!(笑)

課題や困難、その対処法

鹿児島より不便な海外に滞在した経験が長いため、課題や困難はなく、移住後はむしろ快適になったそうです(笑)
これまでのインタビューでも、鹿児島にIターン、Uターンして困っている話がほぼ無いので、素晴らしい土地なのかもしれません(笑)

将来の展望やアドバイス

サッカーも仕事も頑張りたい!という人にとって良い環境があるそうです!
自分で動けばいくらでも環境は作れると思っているそうです!

なお、KAJIKI FCは選手を募集しているそうなので、働きながらサッカーも一生懸命プレーしたいという方がいれば、ぜひ卓間でも、永吉さん及びクラブ直接でもご連絡ください!

筆者個人的なコメント

永吉さんとは実は仕事で初めてお会いしました!昨年鹿児島に戻ってきてから、小平株式会社の営業管理のサポートを一部させていただくことになり、その際に対面にいたのが永吉さんです。

10年くらいビジネス経験あるのかなと勘違いするほどの仕事のレベルで、前年までプロサッカー選手だったのが信じられませんでした!サッカー選手時代の話を聞いても自立していますし、プロ後の一社目もゴリゴリのITスタートアップなので、社会人経験年数だけが全てじゃ無いですね、自分も常々頑張らないといけないなと思いました!

また、海外を渡り歩いた経験が大きいのか、適応力がすごく、すでに3社経験されていますがどの環境でも信頼を勝ち取っていて凄いなと思っています!

同じサッカー経験者でもあるので、スポーツ✖︎ビジネス✖︎鹿児島・九州、で何か仕掛けたり、一度営業管理のミッションは終了しましたが、小平株式会社と何かビジネスして、鹿児島や九州盛り上げられたら良いねと話をしています!

薩摩就活の社会人・学生合同イベントにもご来場いただきました!


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