5億円の資金調達が完了!Crevoは動画で企業の成長を支援し、クリエイターのプレゼンスも向上させる
こんにちは。Crevo人事の小山と広報の鈴木です。
Crevo(クレボ) 株式会社はこのたび、総額約5億円の資金調達を実施致しました。累計調達額は約13億円となります。今回は、弊社代表の柴田が、昨年11月にリリースした「VideoWorks」の手応え、動画活用の変化、資金調達を受けて描く今後のビジョンについて語ります。
企業の中での動画の在り方に変化
--コロナ禍による世の中の変化は、動画制作市場にどのように影響していますか?
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、私たちの生活スタイル、仕事スタイルにも大きな変化が起こっていると感じます。特にこれまで主流だった対面でのコミュニケーションが、急速にオンラインでのコミュニケーションへ切り替えざるを得ない状況に陥っています。
コロナ禍は、企業の中での動画の在り方にも影響しているように感じます。具体的には、中小企業・地方のクライアントも動画に向き合うようになってきているのではないでしょうか。ビジネスの様々なシチュエーションで動画を活用する動きが加速する中で、動画を今まで使ったことがない企業様にも「コミュニケーションに動画って必要だよね」というマインドが生まれてきていることが大きいと感じています。
動画の活用用途に関しては、これまで販促や広告がメインでしたが、コロナ禍の影響により、営業DX(サービス説明動画、フォローアップ)、人材育成DX(マニュアル・チュートリアル)、インナーコミュニケーション(社内イベント、周年動画など)といった、コミュニケーション手段として、幅広く活用されるようになってきています。
--その中で、Crevoは2020年11月に「VideoWorks」をリニューアルリリースしました。
市場からは好評をいただいています。2021年に入って流通総額が20億円を突破し、登録クリエイター数は1万人を超えました。
多くのお客様にご利用いただけている理由として、かねてから存在していた動画制作費用の課題をクリアできていることが大きいと感じます。
5年前と比較すると、動画制作費用費は確かにスリム化しているとは思います。しかし、マーケティングの予算がそこまで多く確保できないクライアントにとっては、まだ高いというお声をいただくこともありました。VideoWorksは1万人以上のプロ動画クリエイターに対して、オンライン上で直接発注するマッチング形態をとることによって中間マージンをなくしました。そうすることで、低価格でありながらビジネスシーンに活用できるしっかりとしたクオリティーの動画を、お客様の求めている金額感で提供できています。そして、中間マージンをなくすことは、クリエイターへの適正価格での発注にもつなげられていると思っています。
クリエイティブが必要不可欠な世の中に
--動画の持つ可能性は今後どう広がっていくのでしょうか。
動画制作事業を始める前に、私はこの業界はウェブサイト制作業界に似ていると感じていました。企業はホームページ(HP)を持つべきと言われた2003年頃は、企業サイドにWEBの担当者がいないのは当たり前で、他の業務と兼任してやる、という状況。それが今では、WEB担当者やディレクターがいるようになり、様々なソリューションも出てきました。
まさに、動画制作業界も同じような経験をしてきているのではないでしょうか。数年前と比較すると、動画自体がホームページやWEBサイトと同じようなレベルで使われる時代が確実に近づいていると感じます。今後、企業には動画担当者が置かれることが当たり前になり、動画を基軸に事業を作るシーンもさらに増えていくでしょう。
私たちも、今後はさらに動画を活用して企業を支援していきたいと考えています。企業が成長していくための要素として、動画を含めたクリエイティブの重要度は年々高まっています。多くの企業が動画活用を事業の武器にしていけるように、クリエイターの方々とサポートしていきます。
--今回の資金調達を経て、強化していく領域について教えてください。
より多くの企業を支援するためにVideoWorksの事業を拡大していきます。あらゆる企業が動画を活用できるようなプラットフォームを目指していきたいですね。
一方で、クリエイターのプレゼンスを高めていくことも、私達の使命です。
例えば、エンジニアは市場価値が非常に高い。それはなぜかというと、テクノロジーが私たちの暮らしにおいて必要不可欠なものになったからではないでしょうか。エンジニアに限らず、暮らしに必要な仕事は、必然的に市場価値が高くなります。
企業は、クリエイティブの力をいま強く求めています。その中でエンジニアのように、クリエイターが必須不可欠な世の中にしていきたいと考えています。全国に100万人がいるとされる映像クリエイターにとって、VideoWorksが必要不可欠な仕事の場になっていく。そのために、クリエイターに必要なサービスや支援策を積極的に展開していきます。
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--VideoWorksをさらにグロースさせるためにどのような人材にジョインしてほしいですか?
動画を軸に企業のコミュニケーションを進化させる仕組みづくりや支援をしていきたい方、そして優秀なクリエイターがより活躍できる「クリエイター経済圏」の創出を推進していきたい方とぜひ一緒に働けると嬉しいですね。また、広い視野を持ちながらも現場に入り込んでディレクションもできる対極的な思考をお持ちの方だと、今の事業グロースさせていくフェーズでご活躍いただけるのではないかと思っています。
現在のCrevoは、エンジニア・制作プロデューサーやマネージャー層は経験豊富なメンバーが揃い、ビジネス職では活躍する若手も多い、バランスの良い組織です。私たちと一緒により良いプロダクトやクリエイティブを世の中に発信してくれる、熱い想いをもった方からのご応募をお待ちしています!
代表取締役 柴田 憲佑 Profile
愛知県出身。高校時代にカナダへ2年間留学。大学時代に出会った学生起業家の影響で将来の起業を意識し始める。リクルートやDeNAなどのインターンを経て、2009年にソフトバンクグループへ入社した。法人営業、営業企画職を経て、1期生としてソフトバンクアカデミアに入校。2012年6月、Crevoの前身となるPuepleCow株式会社を創業。1万人の動画クリエイターとクライアントが直接つながる日本最大級の動画制作サービス「VideoWorks」を2020年11月に正式リリース。
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