世界中のどこにも前例のない、超クールで、競合他社が悔しがるような、イケてるオンリーワンの動画をつくりたい!
競合よりも目立ついいものを、そしてできる限りかっこよくて、「え、この広告って◯◯さんが担当したんですか、すごーい!」と周りから言われたら尚のこと良し。広告担当者なら誰しもが一度は考えたことのあるだろうこの理想の状態。でもそんな風に思っても、なかなかその通りにならないことが多いのが現実。
ではなぜ理想の状態にならないのでしょう。まず最初に思いつくのが「ゴールの状態を具体的にイメージしていないこと」が挙げられます。
私たちが動画制作のご相談をいただくときには、「動画をつくりたいけど、でも具体的にどんな内容をつくっていいのかわからない」という状態のお客様が圧倒的に多いんです。そんなときいちばんやってはいけないことが、「こんな動画がかっこいいですよー!」「このトンマナいいですねー!」と表面上の表現方法から進むべき方向を決めてしまうことです。そもそもお客様は、「動画をつくること」が目的なのではなく、「動画によって商品が売れること、企業価値が高まること」が目的のはず。単なるかっこいい動画制作を目指してしまったばかり、結果を出せなかったというのは本末転倒なんです。だから私たちはまず「今回の動画制作で解決したい課題はなんですか?」と問うようにしています。そのあとに「その課題解決のためだったら、こういう企みを含んだ動画を制作したほうがいいですよ」と提案をしていくようにしています。これ本当に大事なことで、前述した「世界中のどこにも前例のない、超クールで、競合他社が悔しがるような、イケてるオンリーワンの動画」も必ず最初にこの過程を経て、制作に至っているのです!次回はプランニングについてツラツラと語れたらと思います。それでは!!
今日の一言「超イケてる動画の、超イケてるって何?」