霧の中を歩いて知ったこと
今朝はひどい霧がかかって、視界がわずかの距離でしかない状況でした。
そんなときでも海岸を散歩しているのですから酔狂者と言えばそうだと思うのですが、日々のルーチン化した行動なので特別なイベントでもない限りは歩いてしまうのです。
しかし、霧の中では遠くの景色は見えなくても普段全く気が付かないものが見えたりするのです。
今朝驚いたのは海岸に生息する植物にはいっぱい蜘蛛の巣が作られていることが分かりました。
こんなに蜘蛛の巣が多いのだということを今更気づかされました。
晴れているときはもちろん、曇り空の日でさえ全く気付くことはありません。
今朝のような霧が発生したから分かったのです。
これは霧が実は非常に細かい水滴、微細なミストであることから、蜘蛛の巣の糸に細かく付着し、水滴となることで蜘蛛の巣が浮き出されたものと思います。
昆虫たちは普段の天気では蜘蛛の巣があることに気づかず、近寄り、糸に引っかかってしまうのでしょう。
そう考えると今朝は、昆虫も蜘蛛の巣を発見しやすく、引っかかることはないでしょう。
逆に言うと、蜘蛛にとっては霧は非常に嫌な天気となるのでしょうね。
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