クリンソウ(入笠山の花2)
湿原を彩る花、日本の固有種、私の好きな花であるクリンソウが入笠湿原では花盛りでした。
湿原が鮮やかな緑で覆われる中でピンク色が点在するので目立ちます。
私は山好きなのでけっこうあちこちの山に行ったのですが、クリンソウの群生地をあまり見た記憶がありません。
湿原を歩くことも好きなんですが、尾瀬や上越の苗場山の湿原、八ヶ岳の八島湿原など、何回も行ってますが、クリンソウを見た記憶がないです。
開花時期が違うときに行っているからかもしれませんが・・・。
この入笠湿原はそういう意味では開花時期が合ったのかもしれません。
クリンソウはもっぱら植物園などで見て好きな花になりました。
箱根の湿性花園では、ミズバショウとリュウキンカが咲いているところに必ずクリンソウも咲いていて、この植物園の風景とともにクリンソウが好きになったと思います。
入笠湿原のクリンソウは、植物園で見るクリンソウよりも大きく、花の色が濃い感じがします。
やはり自生している花は大きく育つのでしょうか。立派です。
湿原の散策道からすこし遠い場所で立ち入ることができないところにクリンソウの群落がありました。
美しい風景でしたが、ちょっと遠かった。
このような距離のある場所ではやはりiPhoneのカメラじゃ無理があります。フルサイズのミラーレスで200mm程度の望遠だったら美しい写真が撮れたでしょうね。
またクリンソウを見に来年も行くかもしれません。
入笠山は花の山です。