マツに絡まるツタが茂る道
湘南海岸の砂防林の中にはところどころ散策のための道があります。
海と国道の間にあるにもかかわらず、なんとなく森の中に迷い込んだ感覚になる場所があるのです。
この違和感が楽しく、しかも太陽光が直接降り注ぐことがないので散歩にも良い場所です。
そうは言いながら、私は毎日海を見ながら歩いているので、あまり砂防林の中に入ることはないのです。
先週、暑い日が続き、直射日光も厳しかったので、久々に砂防林の中に入ってみました。
歩いていて意外に驚いた光景がありました。
大きなクロマツの木にツタが絡まり、クロマツの本体がツタに覆われている光景でした。
ツタが絡まるクロマツは1本や2本ではありません。
結構多くのクロマツにツタが巻き付いていて、それを見ているとなんとなく原始時代の恐竜でも出てきそうな雰囲気になり、ちょっと不気味な感じさえしました。
波の音が聞こえるけれども海は見えない、トラックの走っている音が聞こえるけれども道路が見えない、それでいて森の中にいる感覚。
よくよく考えるとこんな場所あまりないのかもしれませんね。