色と香りで早春を感じる(ロウバイ)
神奈川県の丹沢山地の麓に松田町というところがあります。
南は小田原の町が広がり、北はすぐに丹沢の山に囲まれるところです。
この町の寄(やどりき)という山間の集落で今「ロウバイまつり」が行われていて、ロウバイが満開ということを知りました。
今朝は早朝のルーチンである海岸散歩はやめて松田町に行ってきました。
松田町の説明によるとロウバイは2万本以上あり、日本最大級の規模ということです。
無料の駐車場に車を止め、そこから急な坂道を上り10分も経たないですごくいい香りが漂ってきました。
そこからはもう山の斜面が黄色く色づき、ロウバイが今満開であることがすぐ分かります。
入園料(500円)を払ってロウバイ園の中に入るともうロウバイだらけです。
ここではまだまだロウバイを増やしているようで、次々とロウバイを新たに植えています。
今朝は快晴で抜ける青空と黄色いロウバイを見ながら歩いていると春を先取りしたような楽しさがあります。
ロウバイの道を歩いていると木の周りには枯葉が積もっています。
私はよくわかってないのですが、ロウバイは葉っぱを落としてその後、蕾が膨らみ、花を咲かせるのでしょうか。
咲いている木を見ると葉っぱはありません。
花弁は透明感があり、光沢がありますね。
確かに蝋のように見えないことはないですね。
街中では住宅地の庭でロウバイが咲いているのを見たりします。また、植物園などでもロウバイが咲いているエリアがあったりしますが、この規模でロウバイを見ることはあまりないですね。
もともと地元の方が少しずつ苗木を植えていき、この規模になったとのことで、今でもさらに増やしているようです。
したがって毎年行くとどんどん拡張されていくのが分かるように思います。
もうすぐ立春ですね。
これからは徐々に花の季節になってきます。
ウメ、コブシ、サクラ、ツツジ、・・・、楽しみですね。