ハマエンドウ咲く
大きな海の広がりは雄大で、景色として堪能できるのですが、一方で海岸の砂地は殺風景でもあります。
お花畑になるようなことはなく、海岸に生息する植物はさまざまありますが、一斉に咲くこともなく、それぞれがある時期急に芽を出し花を咲かせます。そしていつの間にか花を終わらせ、実をつけたり種ができたりして、また翌年まで姿を隠すのです。
数日前から、海岸を散歩していると青紫の花が目立つようになってきました。
ハマエンドウが咲き始めたのです。
名前もそうですが、花を一目見てもマメ科の花であることが分かりますね。
街中の公園や空き地などで育っているカラスノエンドウや園芸で咲かせるスイートピーなどと同じ形の花ですね。
でもこのハマエンドウの花は栄養もなさそうな砂地に育っているから面白いものです。
今年はハマエンドウが咲くのも早めのような感じがします。
いつもならゴールデンウイークごろに咲いていることに気づいていたように思うのですが（勘違いかもしれません）。
湘南海岸では、例年ならばハマエンドウの花が咲き終わるころには夏っぽくなってきます。
ショートパンツをはいてビーサンで歩く人も多く、夏モードに入ります。
そう考えるとやはり今年は少し早いかなって思います。
今年も元気に花を咲かせて海岸を彩ってくれるのはうれしいことです。