砂まみれの花
毎日海岸を歩いていてもほとんど気づかなかったのですが、先日たまたま自転車で海岸にやって来たサーファーが、自転車からサーフボードを持ち上げようとしたとき私の方によろめいてきたので、びっくりしてそれを避けようとしました。
その際、少ししゃがみこむようになり、下を見たときに、ハマボウフウが咲いるのに気づきました。
砂地を這うようにして、そのあたりにいくつかのハマボウフウが咲いていました。
カリフラワーのような塊がいくつもあり、放射状に広がっています。
その茎には細かい産毛のようなものが生えています。
本当はもっと白い花で葉っぱもきれいな緑色をしてそうですが、とにかくどれを見ても砂まみれで本当はどうなのかよくわかりません。
こんなに砂に這っていると少し風が吹いただけで砂に埋もれてしまいそうですが平気なんでしょうか。
あまり気づかなかったのは、実は砂に埋もれていたのかもしれません。
ハマボウフウは山菜のように普通に食べられるようです。
天ぷらにするとおいしいということですが、私は食べたことがありません。
それにしても砂の中でよく育つものですね。
海岸の植物は、それだけで感心します。