暇人だからこそ気づく
湘南海岸はその海岸に沿って国道が走っています。
その国道と海岸の間に砂防林が植えられています。
そこにはいろいろな植物が育っているのですが、主となる植物はクロマツです。
防風・防砂の役に立っているクロマツは見上げるほどの大きな木ですが、もちろん小さな若い木も育っています。
そもそもマツなんて立ち止まって鑑賞したり、変化を楽しんだりしたこともない植物です。
ところが、この一か月ほどの温かい気温で若いクロマツは急速に育ったようで、散歩をしていてもやけに目に付くようになってきました(もちろん大きなクロマツも伸びていますが、あまり見上げながら歩かないので気づきにくいのです)。
なぜ目に付くかというと松の枝の先端に新芽がひょろひょろと伸びていて、別の国で育つ植物のように見えるのです。
おまけに新芽が伸びている基の部分には雄花がたくさんついていて、これがまた目につくのです。
背丈としてはまだ2m前後で、大きくても3mほどですが、それ故、普通に歩いていても見えてしまうのです。
このような成長していく若いクロマツを見ていると、家の庭できれいに剪定されているクロマツや、盆栽でさらに見栄えよく枝が曲げられたりしている小さなクロマツは野生感が全くない別物の木のように思います。
今年はクロマツの成長を少し観察してみようと思います。
また新たな変化があれば記録しようと思います。
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