若気の至り

今ここがステージの上で
誰かの為に自分の為に
自分を演じている
そんなに楽しくないときも
戯けて笑って
無理して取り繕って
引かれて空回って
疲れて嫌になって
ロクな主人公になれないな

優しい人には優しくできないし
半端な関係がなんだかんだ居心地よかったり
オトナは思ってたよりずっとオトナじゃないし
我儘を自覚してる方がよっぽどマシで

臆病だって馬鹿にされようが
卑怯だと罵られようが
軽薄だと嘲られようが
言い訳はしない、できない
信じてなんてくだらない
裏切りの手錠を解け

こんなに強がりの言葉を吐いて
愛がなんだとか語って
途端に馬鹿馬鹿しくなって
無駄に笑い合ったりする
だけどそれも特権なのかとか
偉そうに考えている
生意気だと言われても
これが若気の至りってやつだから
このモラトリアム謳歌しようぜ

いつも言葉がぷかぷか嘘くさく浮かんで
彷徨ってる
本当を言おうとしてもどうしても
乖離していく
熱は一瞬で冷めていく
あぁ痛々しいなぁ

虚無を笑い飛ばす強さなんてない
時代のせいにする図々しさもない
だけど今しか言えない言葉があるはずだから

こんなに強がりの言葉を吐いて
愛がなんだとか語って
途端に馬鹿馬鹿しくなって
無駄に笑い合ったりする
だけどそれも特権なのかとか
偉そうに考えている
生意気だって言われても
これが若気の至りってやつだから
このモラトリアム謳歌しようぜ

ただ精一杯演じていようよ

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