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自分らしさに寄り添ってくれるチームで経験を積み、未来のCREに貢献したい【プロパティマネジメント 木村友里愛】

吹奏楽部での挫折経験が、自分自身の役割について考え行動する力を身につけさせてくれたと語る木村さん。様々な葛藤を乗り越え、自ら選んだCREで、木村さんが目指す未来とは…

プロフィール

木村友里愛/Kimura Yuria
2023年 新卒入社(新卒7期生)。プロパティマネジメント部門所属、現在8物件の物流施設の管理を担当。新卒8期生の配属前ショートジョブローテーションにおけるメンターも担当。

吹奏楽部での挫折経験で得た私らしさ

英会話、そろばん、水泳などたくさんの習い事をしていましたが、小学1年生から6年間続けたピアノの影響で音楽が好きになり、中学校では吹奏楽部に入部しました。しかし、ソロコンサートの失敗を機に、人前でソロパートを吹こうとすると息が出ない、イップスのような状態になってしまったんです…。得意だったことが突然できなくなってしまい、「私がここにいる意味ってなんだろう」と考えるようになりました…。

でも音楽は好きだし、部活のメンバーのことも好きだし、何より逃げたくなかった。なので、自分にできることを探して、演奏以外でどのように部に貢献できるかを模索していました。当時は、もちろん悔しい気持ちもありました。でも、自分が裏方に回って部員をサポートしていると、周りから感謝されることも多く、自分で考えて行動したことが、部のためになっていると感じられ、私がいる意味を肯定できた気がしたんです。

その時の経験で、自分の立ち位置と、その中で自分ができることは何かということを自然と考えられるようになったと感じています。

就職活動の中で感じた、家族とのかけがえのない団欒を失いたくないという思い

3姉弟の長女だったので、今後の家庭の経済状況も考え、国公立大学を目指し勉強を始めました。しかし現役の頃は合格できずに、浪人。予備校に通って、寝ても覚めても勉強ばかりの毎日を送りましたが、浪人1年目も合格できず、滑り止めの私立大学に入学しました。大学では語学系の学部に所属し、留学を目標にアルバイトをしてひたすらお金を貯めていました。しかし、コロナウイルスの流行で留学プログラムが中止に。結局、夢だった留学に行くことはできませんでした。コロナ禍で消えていく・止まってしまうモノを目の当たりにし、今後なくならない仕事を選ぶことを意識するようになり、それが就職活動の重要なポイントになっていたと思います。

そのポイントとは別に、不動産業界の仕事に興味を持ち、就職活動を始めました。幼い頃に、家を建てるために家族でハウスメーカーを巡った記憶があって、それが楽しかったんですよね…。家のあり方を決めることは家族のあり方を考えるようなものだと思っていて、今振り返ればかけがえのない大切な時間だったなと思います。その頃の影響か、なんとなく間取りを見るのが好きで、漠然と不動産に興味はありました(笑)

そして私が小学6年生の頃に、新しい家に引っ越すことになったのですが…、実際に家が建つと、私と妹の部屋がパーテーションで仕切る設計となっていて、光や音が漏れるため、生活リズムの違いから喧嘩が絶えませんでした。家族のあり方や個性を考慮することができれば、もっと良い家作りができたかもしれない…自身の経験から、よりよい家づくりに携わりたいという思いで、ハウスメーカーを中心に就職活動を進めていました。

一方で、B to Cの仕事故に、土日勤務や、お客様の都合に合わせた遅い時間のアポイントなど、プライベートを犠牲にする働き方に対して違和感がありました。仕事の楽しさややりがいも感じたい、でも結婚はしたいし、子供も欲しい…。家族を養っていく将来に向けて、長く仕事は続けていきたいという思いがあり、自身がワークライフバランスを大切にしていることに気が付きました。

特に私の場合は、大切な団欒の場所を失いたくないという思いがありました。私の親戚や家族はみんな仲が良く、愛媛の親戚の家にどんなに遠方からでも、休みが合えば定期的に集まるんです。美味しいものをみんなで食べて、たくさん話をして楽しく過ごす…こんなにも特別なことが、幼いころから当たり前のことでした。

しかし、ハウスメーカーで働けば仕事の楽しさややりがいを感じる一方で、大切な居場所を失ってしまうかもしれない…。2つを天秤にかけたとき、私自身も家庭を築き、これから先も親戚や兄弟と仲良くしていきたい、団欒の場所を大事にしたいと強く思うようになりました。


不動産の仕事と理想の生活が叶えられるCREとの出会い

ハウスメーカー中心の就職活動をやめようと考えていましたが、宅建も勉強していたので、不動産業界から大きく方向転換して就職活動を続ける決断をするのは難しいと感じていました。そんな時に、CREからのオファーが届き、CREと物流不動産の存在を知りました。インフラである物流と、手堅い不動産業界を掛け合わせた物流不動産業界は揺るがない、もし揺らいだとしても立て直さなければならない必要不可欠な業界であると感じていました。また、BtoBの会社であり、会社として土日祝休みであるため、プライベートとのバランスもとりやすそうだと感じ、CREのオファーを承諾しました。

周りの友人は大手の企業で知名度の高い会社に就職していく中で、ニッチな業界、知名度の低い会社に就職することに対して葛藤はありました。でも、自身が持っている軸を照らし合わせたときに知名度にこだわるよりも、自分のやりたい仕事と理想の生活が叶えられる方が絶対にいい!と思ってCREに入社することを決めました。

また、アルバイトの経験から、職場の人間関係についても意識していました。飲食店でとてもハードなアルバイトだったのですが、一緒に働く方々がとても素敵な人ばかりで、大学4年間同じアルバイトを続けられました。この人たちと一緒に働きたいから、という人に対する想いが私のモチベーションになっていると感じていて、組織にどんな人がいるのかということは仕事を長く続けていく上で大切な要素になると考えていました。

その点で、CREの社員の方は、直感的にみんないい人なんですよね。社内の誰とお話していても不動産っぽさを感じないというか…。言語化できない直感的な魅力があって、ビビッときたのが一番大きな入社の決め手かもしれないです。


自分らしさや進めやすさを正解にしていく仕事

現在は新卒2年目、所属部署はプロパティマネジメント部門で、簡単に言うと不動産管理の業務を担当しています。

配属当初は仕事を覚えることに精一杯で、先輩に仕事の進め方を伺い、同じ仕事の進め方ができるように努力していました。とにかく真似ることばかりを考えていたように思います。そんな時に、プロパティマネジメントの業務をする上で、自分で考えて判断することの重要性に気づくきっかけとなった出来事がありました。

配属されて4ヶ月が経った頃、あるテナントとのやり取りの中で対応に困ったことがあり、先輩社員2人に進め方について質問をしました。Aさんは契約書に従ってお客様に依頼すると良い、Bさんは直接ご連絡してお願いベースで協力を求めると良い、という真逆の答えが返ってきました。これまで、仕事の進め方は教えられた1通りしかなかったため、どう選ぶべきかわからず、とても迷いました。

すると上司の黒川さんから「それぞれの答えはその人にとっての正解であって、木村さんにとっての正解かどうかはわからない。自分が進めやすい方法を選ぶといいよ」とアドバイスをいただいて、気が付いたんです。管理業は調整役の側面が大きく、案件を着地させることがゴールなので、仕事の進め方の正解は人それぞれであるということ。これまで、他の人のやり方ばかり気にしていましたが、自分らしい仕事の進め方を意識するようになりました。

当時の私は、後者であるBさんの仕事の進め方を選びました。配属直後で知識のない私は、契約書について相手に説明し、理解をいただける自信はありませんでしたし、テナントさんと直接お話しして、協力してもらえるようにお願いする方がイメージが付いたからです。その方法で、結局あっさり問題は解決してしまったのですが、知識がついた今となってはAさんの方法の確実性も理解できます。


成長を促す機会を積極的に与えてくれるチームメンバー

人間関係は、想像以上だったなって心から思います。チームのことで言うと、OJTについてくださった具志堅さんには最初の半年間ぐらいは毎日ついて回らせていただいて、もう本当に手厚くサポートしていただき、沢山のことを教えていただきました。上司の黒川さんも、常に私のことを気にかけてくださっていて、本当に恵まれているなと感じています。

最近は黒川さんと一緒に動くことが多いのですが、新しい案件や大きい案件に積極的に携わらせていただいていて、そんな機会を与えてくださっています。本当に、お2人とも私の経験や成長をすごく考えてくださっていますし、黒川さんも具志堅さんも忙しい方ですけど、忙しくても絶対気にかけてくれるし、絶対相談に乗ってくれる、安心して楽しく仕事ができています。

仕事と家庭を両立できるかどうかについては、同じ部署に育休から復帰された方や2度目の産休に入られた方もいて、サポートの手厚さや復職できる環境もあると感じています。まだ私は育休や産休の経験をしていませんが、他の人を見ていても長く仕事を続けられそうな環境があり、ホッとしています。

経験を自分のものにし、未来のCREに還元していきたい

本当に日々様々な経験を積ませてもらっているので、それをはやく自分のものにしていきたいと思っています。私と、黒川さん・具志堅さんとの間にある経験の差って結構大きくて、何かにつけてもここは早く埋めていかないとチームとして大変だなと感じています…。まずは、お2人との差を埋められるように。まだまだですが、そういう意識を持って日々業務に取り組んでいます。

また、今は助けていただいている側なので、チームをサポートする側になることも1つの目標です。その後は、自分がしていただいたように、私も次世代の組織に向けて還元していきたいと考えています。自分が嬉しかったことや勉強になったこと、教え方や関わり方など、すべてにおいて、良いチーム作りに貢献できる存在になっていきたいです。


記事の執筆を終えて…
木村さんのこれまでから、今の自分にできる精一杯のことに対して、まっすぐ努力できる姿勢が、周りの方の心を動かし、助け・助けられる関係が生まれているのだなと感じました!木村さん、ありがとうございました。


この記事の執筆担当者

奥長 千尋/Okunaga Chihiro
2001年生まれ。大阪市立大学商学部商学科卒業。2024年、CREに入社した新卒1年目社員。人事チームに配属となり、現在は採用アシスタント・採用広報業務を担当、note CRE採用ブログのライターとしても活動しています。

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