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【超入門!】無料のVR/AR制作ツールSTYLYの始め方
この記事は、VRやARコンテンツの制作に興味があるけど、「3DCGなんてつくったことないので自分にできるのかな?」と思っている人に向けた、簡単にVRやARが制作できる無料のツール「STYLY」の使い方を超入門的に解説しています。
STYLYって?
STYLYアカウントを取得する
STYLY STUDIOでVR・ARを制作する
制作した作品を公開する
1.STYLYって?
STYLY(スタイリー)はVRやARなどの作品をだれでも簡単に無料で制作・体験できるツールです。
【STYLYで出来るVR/ARの”3つ”のこと】
①”体験”できる「STYLY GALLERY」
②”制作”できる「STYLY STUDIO」
③制作方法を”学べる”「STYLY MAGAZINE」
①VR・ARを”体験”できる「STYLY GALLERY」
たくさんのXRアーティストの作品を無料で体験できるプラットフォームです。イベント企画のコンテンツやAWARDSの優秀作品も体験することができますので、見ているだけで刺激を受けます。
②VR・ARを”制作”できる「STYLY STUDIO」
実際にVR・ARを制作できるツールです。高度な機材は不要で簡単操作で制作することができます。
③VR・ARの制作方法を”学べる”「STYLY MAGAZINE」
VR・ARに関する様々な情報が記事になっています。特に”Tips”ではSTYLYを利用する上で、役に立つ技術情報やツールの使い方などをまとめてあります。VR・ARを制作するにあたり絶対欠かせないツールである「Unity」や「Blender」の記事も参考になります。
2.アカウントを取得する
まずは、STYLYにアクセスして、無料アカウントを取得します。
右上の「新規登録」よりユーザーID・メールアドレス・パスワードを入力し、利用規約とプライバシーポリシーに同意して登録します。
![](https://assets.st-note.com/img/1680513270575-TcA52j7RqK.png?width=1200)
3.STYLY STUDIOでVR・ARを制作する
VR・ARを作りこむにはSTYLY以外に「Unity」や「Blender」などのツールの利用が必要となりますが、今回は、簡単にARのシーンを作成して体験する手順を説明します。
STYLY MAGAZINEのTipsに各種初心者向けの記事がありますので、合わせて参考にしてみてください。
■STYLYの基本操作が学べるチュートリアル記事
■シーン作成・公開方法を学べるチュートリアル
■AR制作方法マニュアル
①STYLY STUDIOを開く
![](https://assets.st-note.com/img/1680592059916-jDsnGQMQ8i.png?width=1200)
②CREATE SCENE(シーンを作成)をクリックしてシーンテンプレートを選択する
![](https://assets.st-note.com/img/1680593561060-2egSP7aYE4.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1680592532545-qDHgnBiYBY.png?width=1200)
用途に合わせてテンプレートを選べます。
・AR Scene Template
ARコンテンツを制作するためのテンプレート
・VR Scene Template
VRコンテンツを制作するためのテンプレート
・Tutorial
チュートリアルを体験するためのテンプレート
・AR Scene Template(with Location Marker)
場所を限定したARコンテンツを制作するためのテンプレート。有償アカウントのみ利用可能
・都市テンプレートモデル
東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都・新潟の日本都市情報を元にテンプレート化したもの。マーカーレスで都市に完全にフィットするARシーンの制作が可能
③画像や効果(パーティクル)を配置する
![](https://assets.st-note.com/img/1680590633257-4arxL7gO5U.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1680592655400-uVc1VtvQGQ.png?width=1200)
フィルターやパーティクル(効果)などをつけることができます
任意の画像を配置します。画像は左側のメニューから画像取り込みボタンをクリックすると画像を選択できます。
STYLY STUDIOが提供している3Dオブジェクトなども使用可能です。
また、IllustratorやPhotoshopなどで制作した自身のイラストやGIF動画も取り込むことが可能です。
各種メニューや利用方法はこちらを参考にしてください。
■シーン作成・公開方法を学べるチュートリアル
※ご注意点:STYLY STUDIOが提供している3D Object、2D Objectの利用については、権利等ご確認の上、ご利用ください。
④作成したシーンを公開する
![](https://assets.st-note.com/img/1680590680934-NMOIGknlyf.png?width=1200)
画像の設定が完了したら公開設定を行います。
画像配置と同様に右上にあるメニューから公開設定(地球のマーク)を選択し、公開設定ボタン(Go to publish)をクリックします。
制作した作品のタイトルやコメントを記入し、公開ボタン(PUBLISH)をクリックします。
STYLY STUDIOのメイン画面に戻り、閲覧権限が「公開」と表示されれば、無事に公開設定の完了です。
画像が空間に表示されるだけで違う表現や体験ができるのがVR・ARの魅力です。画像をたくさん並べたり、Youtubeの動画を配置したり、Webページに遷移させたりと、アイデア次第でいろんな利用ができます。
⑤作ったAR作品をスマホで体験する
シーン画面で「ARで体験」をクリックすると、スマホで読み取りができるマーカーが表示されます。STYLYのアプリをDLして、シーンをダウンロードするとAR作品を体験できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1680594659311-JXPlAdifJN.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1680594684101-NGx9Hsxhbq.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1680598362763-MNswryhpFJ.png)
こちらの記事もご覧ください
4.制作した作品をいろんな人に体験してもらう!
制作した作品は、たくさんの方に体験してもらい感想をもらいましょう。
・SNSなどで公開する
・コンテストに出展
・ポートフォリオに連携
・フィジカルな作品と連動させる(個展やイベントなどで利用)
極めれば奥の深いVR・AR制作ですが、案外、簡単なものであればすぐに作れてしまいます。そこから、「もっと作ってみたい!」というイメージが具体的に湧いてくるはずです。
そして、無料で利用できるツールが多いのは、たくさんのクリエイターに使ってもらい、VRとARの発展と、新たな価値を創出を目指しているからです。CREPOSも、VR・AR制作をしたいクリエイターのみなさまをもっと支援していきますので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください!
![](https://assets.st-note.com/img/1680594060210-CEzbLmGmtY.png?width=1200)
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